おはらいの文化史 27 吉川惟足よしかわこれたり『中臣祓講談』なかとみのはらえこうだん


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『中臣祓講談』


解説

 中臣祓なかとみのはらえに関する吉川惟足よしかわこれたり(元和2~元禄8(1616~95)年)の講談記録。寛文9(1669)年8月に行われた鎌倉山内やまのうち吉川邸での講談を伊藤兼為いとうかねためが筆記し、これを享保16(1731)年8月に伊藤茂兵衛牧通が写したもの。祓の基本を「敬」つつしみに認めている。『中臣祓御講談聞書』なかとみのはらえごこうだんききがき(國學院大學図書館蔵)も同じ講談についてのもの。

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