プロジェクトの活動(2007年11月)


2007年11月2日〜3日
 「公害の原点」である足尾銅山鉱毒事件の被害地を訪ねるバスツアーを実施しました。教員7名及び学生33名が参加して、菅井益郎の説明と地元の指導者の案内で、バスで被害地を回りました。詳細については、次のページをご覧ください。

バスツアーのチラシ: 足尾の松木渓谷の写真

11月17日
 神道宗教学会に共催していただき、下記のように講演及び映画上映の会を開催いたしました。

      日 時: 11月17日(土) 午後1時30分から午後4時まで
      場 所: 120周年記念2号館3階 2303教室
      講 師: 姫田忠義氏(民族文化映像研究所所長)
      演 題: 「自然に生かされた伝統的な生活」
      上映映画: 「遥かなる 記録者への道 (姫田忠義の40年)」(75分)

11月30日
 午後5時30分から、0502教室で第16回の研究会を開催しました。参加者は、教員4名(文学部2名、経済学部1名、法学部1名)、楊棟梁氏(中国南開大学日本研究院教授)、他大学非常勤講師1名、他大学助手1名、大学院生6名及び学部学生2名の合計15名でした。研究会では、根岸茂夫が、まず、いわき市三和町上三坂の田子令直家文書の調査の概要を説明をしました。次いで、吉岡孝が「自然上の危機に対する上三坂村の動向」、太田弥保が「官有地払戻調査書にみる近世の山林原野」、榎本博が「史料『養蚕寒暖計能書』と環境」について報告しました。また、稲松朋子が、調査に参加した体験を発表しました。楊先生からは、史料に基づく詳細な分析を評価する発言がありました。各自の報告に対しては、質疑応答して、8時過ぎに散会しました。

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