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三つの改革
平成14年度に誕生した神道文化学部では、三つの大きな改革がはかられました。
- カリキュラムの改革
- 専任教員の増員による充実
- フレックス (昼夜) 開講制の導入
カリキュラム改革の主要な目的は、神道や宗教や文化に関心のある多様な学生を受け入れ、本人の興味あるテーマについて専門的知識を学び研究していただくことにあります。その上で、神道・宗教・文化について、国内外の人々に説明できる研究をすることを目標としています。
本学部は一学科で、神道文化コースと宗教文化コースの二つしかありませんが、現実には多様な科目を履修することが可能です。たとえば、日本文化の中核である神道を、客観的に研究したい学生もいるでしょう。具体的には、古代の神社や祭りについて学び神社の起源や神道の成立などを研究することもできます。また逆に日本のことに関心があって、日本の宗教や文化の特色を捉えたいという方もいると思います。あるいは本学の使命である神職養成を志す方もいるでしょう。神職を志望する学生には、神職としての教養ばかりでなく、新しい時代に対応するための科目、たとえば「神道と環境」「神道と情報化社会」なども新設されています。
しかも卒業論文は選択になりますので、演習科目を増やして知識の増大をはかるか、卒論を書くことで自分の研究をまとめるかは、学生一人ひとりの判断に委ねられます。
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従来の神道学科では専任教員が10名でしたが、新学部では兼担教員まで合わせますと17名に増員されました (平成14年度)。本学の日本文化研究所の専任教員6名が本学部に移籍し、もう一人専任教員が加わりました。神道学科の学生数に比較しますと本学部の学生は約3割増加しますが、教員は7割増えます。教員による学生の指導もよりきめの細かな対応が期待できます。
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急激な社会の変化と社会のニーズに柔軟に対応し、充実した教育内容を実現するために、神道文化学部ではフレックス (昼夜) 開講制を導入しました。
フレックス (昼夜) 開講制は、従来の第I部 (昼間部)、第II部 (夜間部) という教育形態と異なり、学生生活のライフスタイルに合わせ選択科目のメニューや履修時間帯を、自由に組み合わせることが可能です。
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