髙木先生よりメッセージ

1.先生より、学生のみなさんへ・・・

「景気」は皆さんが恐らく一番多く接する経済に関する言葉でしょう。
この言葉は様々な経済活動の活発さの程度をさす言葉です。
しかし、皆さんはこの言葉が具体的に何をさすのかはっきりしたイメージを持っていないでしょう。
経済学が他の社会科学に比べて実社会での応用性が高い理由の一つに、
経済的な概念を実際の統計データで確認、分析できることが有ります。
　『経済統計の基礎』において、まず初めに学ぶのは、景気の指標として経済企画庁や日本銀行が公表している統計が
どのように作成され、どのような特長を持っているかです。
それぞれの指数を通じて「景気」ということばが持つ広がりを、様々な産業の生産水準やデパートの販売額、
失業率、物価そして経営者の心理に関するアンケートなどから具体的な数値にまとめられることが
分かります。
　政府が政策運営のために「景気」を判断する上では、このように具体的な数値に基づく客観的な根拠を持つことが重要なのです。
しかし、様々な場面で別の尺度が必要となります。生産、消費、労働、貿易など、
経済活動の様々な局面をより細かく計測する統計も必要です。
『経済統計の基礎』では代表的な統計の性質を学びますが、ただ、これらの統計の数値（データ）を漠然と眺めていたのでは
何の結論も得られません。
どのような経済活動をどのような立場で見るか、その視点を明確にするには経済学の理論を学ぶ必要が有ります。
データを具体的に加工する手法も欠かせません。
『計量経済学』では統計数値を基に、数量的に裏付けられた結論を得るための手法を学びます。
対象となる統計は多量のデータを含みますので、処理にはコンピュータが欠かせません。
一昔前は自分でプログラムを組み、その計算も巨大な設備が必要でしたが、
現在ではパソコン上の表計算ソフトで日常的に必要な分析が行えます。

上文は、國學院大學のＨＰより転載しています。

2.先生にとってのゼミの位置づけとは？

講義では、知識は一方通行で伝達することになりますが、
ゼミはグループ内での学生相互の刺激を含め、双方向での活動となる点を重視しています。

3.先生はどんな学生に来てほしいのですか？

ノートパソコンの利用に興味を持ち、
ゼミでは（１・２年の成績は全く問わない）経済学をしっかり勉強しようと考えている人。

4.ゼミの雰囲気ってどんな感じですか？

サブゼミまでにプレゼンテーション内容を作成し、髙木先生にダメ出ししていただきます。
サブゼミは先生の研究室なので気軽な雰囲気。分からないところはサブゼミ時に質問をし、完成していきます。
先生のご機嫌がよろしければそのあとご飯を…ということがあります。
また、本ゼミではプレゼンテーションが中心。なので、どちらかというと、マジメにやっております(笑)。
メンバーは個性豊かで困っているほどでおり、色んな人が揃っています。
グループ学習の効果からか、それぞれ認め合って学習に励んでいます。

5.ここが一番気になる・・・「難易度」は？（難しさ、課題の量、学習時間の量）

髙木先生の「統計学の基礎」を受けて　髙木先生＝難しい　と思っている人が多いと思います。
確かに、計量経済学は数学を用いますが、実際のゼミでＯＫです。むしろ、数学ができる人がいません・・・・。
それに、どのゼミでも言えますがゼミナールとは個別指導による学習です。
分からなければ髙木先生が分かるまで教えてくださいます。
グループ学習なので履修希望者が多ければたくさんグループができるので、ローテーションがなかなか回ってこなくなります。
そうすると、課題の量は減少します。

6.ズバリ、どのような学生に向いているのでしょうか？（関心分野、特性など）

経済学で数学を使わなければ経済学じゃない！という人はウチしかありません！
経済学のトップはみな数学です。理論立てて考える人は向いていると思います。
つまり、数学を使いたい人はどんどん使い、勉強をして伸ばし、
数学を勉強したくない人は勉強しないでＯＫです。
繰り返しますが、数学ができなくてもぜんぜんＯＫです！
数学を無理に学習するわけではありません
また、髙木先生はパソコン活用が大好きなので、
パソコンのことをたくさん教えてくださいます。パソコンができるようになりたい人、
また、シスアド等を目指す人はメリットありです。（希望すれば指導あり）
また元気な人に向いているゼミです！！