問7・アルバイトを始めてからの期間についての【単純集計】の結果は、半数以上が1年未満という結果になり、やはりアルバイトは長く続けるものというよりは、ある程度の期間続けたら別のアルバイトへ、という考え方が多いようだ。続けなければいけないという強制もないだろうし、就職までにいろいろな仕事ができるアルバイトという雇用は自由がきくのだ。
男女別で見ると(表1-3-1)、全体的に女性より男性の方が長く継続しているようだ。
問8・アルバイトの給料についての【単純集計】の結果は要旨版の通りであるが、目立っているところは(表1-3-2)、2〜4万円の枠は男性より女性の方が多く、10〜15万円の枠では女性より男性の方が多いというところだ。これは、女性は男性より低収入でも満足できていたり、男性の方が深夜の時間帯での勤務など稼ぎやすい環境にあるのではないかと見える。
問9で「アルバイトで稼いだお金の主な使い道はつぎのうちのどれですか」と質問した【単純集計】結果は、「交際費」が32.9%と一番多く、「生活費」が28.2%と二番目に多く、「衣服」が15.3%、「貯金」が12.4%であり、「学費」は4.1%でしかなかった。
性別に見ると(表1-3-3)、「生活費」は男性の方が33.6%と女性の19.0%よりも多く、「衣服」は女性の方が25.4%と男性の9.3%よりも多く、「学費」も女性の方が6.3%と男性の2.8%よりも多かった。「交際費」と「貯金」はほとんど男女差は認められなかった。
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