規模別に見ると(表5-2-1)、500人以上の会社は、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、挨拶(97.3%)や協調性(97.3%)や社交性(75.7%)などの集団の社会での基本的なものを比較的も止められることがると言うことを感じた。それに比べ99人未満の小さな会社などでは、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、積極性(92.4%)、責任感(84.9%)、創造的な思考力(67.9%)などのような個でも十分力になりうる力を求められる能力が必要とされることが分かる。
業種別に見ると(表5-2-2)、建築や製造などのように集団で何かを作り上げていくような企業では、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、協調性(建設91.3%、製造88.1%)や行動力(建設86.9%、製造85.1%)が求められているということが分かる。そして、卸・小売やサービス業のような直に人と接する企業は、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、言葉遣い(卸、小売業90%、サービス業86.2%)、社交性(卸、小売業76.6%、サービス業65.5%)、行動力(卸、小売業100%、サービス業91.4%)という結果から、人と接する上で大切なものが必要とされることが分かる。あと、サービス業のような比較的新しい産業に関しては、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、情報・流行に敏感であること(サービス業51.8%)や創造的な思考力(サービス業75.8%)という結果により、他業種よりか少し求められているようだ。
創業年別に見ると(表5-2-3)、1978年以降の創業されたような比較意的新しい会社では、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、向上心・学習意欲(92.9%)や積極性(95.3%)などのようにやる気がある人間や即戦力となる人間を求めていることが分かる。それと比較して1946年以前に創業されたような伝統のある会社に関しては、「重視している」と「非常に重視している」との合計は、挨拶(93.2%)、言葉遣い(93.2%)、他人の意見を聞ける(88.6%)という結果から、人として基本的なことに関して特に厳しく見ていくことが分かった。
Copyright 2007, Ohkubo Takahiro, Takihara Souichirou, Iwasaki Satomi