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8.売上構成(問8)

鈴木 一匡・武田 悠希

 問8では「貴社の顧客には個人顧客がいらっしゃいますか」と質問した。
 【単純集計】の結果は、「はい」と回答した企業は全体の19.7%で12社に過ぎず、「いいえ」と回答した企業は全体の78.7%であった。

 規模別に見ると(表8-1)、従業員80人未満の企業は個人顧客有りが10.0%、無しが85.0%、無回答が5.0%だった。従業員が80人〜199人の企業では個人顧客有りが20.0%、無しが80.0%であった。200人以上の企業では個人顧客有りが28.6%、無しが71.4%だった。

 産業別に見ると(表8-2)、第2次産業が個人顧客有りが6.9%、無しが93.1%であった。第3次産業が個人顧客有りが26.7%、無しが70.0%であった。無回答は3.3%だった。

 続いて問8で個人顧客があるという12社を対象として、貴社の個人顧客の売上に占める性・年齢別の%を付問として質問した。

 規模別の集計は、80〜199人の企業の有効回答が1社だけであったため、80〜199人の企業の集計結果は省略した(表8-3)
 従業員80人未満の企業の男性個人顧客は平均値が63.50(%)、標準偏差が19.09であった。年齢階層ごとにみると、20歳台は平均値が11.5(%)、標準偏差が14.85であった。30歳台は平均値が22.5(%)、標準偏差が22..45であった。40歳台は平均値が18.00(%)、標準偏差が4.24であった。50歳台は平均値が15.00(%)、標準偏差が4.24であった。60歳台は平均値が8.00(%)、標準偏差が4.24であった。女性個人顧客は平均値が36.50(%)、標準偏差が19.09であった。年齢別にみると、20歳台は平均値が11.00(%)、標準偏差が8.49であった。30歳台は平均値が31.50(%)、標準偏差が16.25であった。40歳台は平均値が19.50(%)、標準偏差が0.71であった。50歳台は平均値が10.00(%)、標準偏差が7.07であった。60歳台は平均値が3.00(%)、標準偏差が4.24であった。なお、男女ともに、10歳未満と10歳台の平均値は0.00(%)であり、10歳未満と10歳台の顧客はいなかった。
 従業員200以上の企業の男性個人顧客は平均値が16.67(%)、標準偏差は28.87であった。年齢別にみると10歳台未満の顧客はいなかった。10歳台は平均値が0.17(%)、標準偏差が0.29であった。20歳台は平均値が1.33(%)、標準偏差が2.31であった。30歳台は平均値が2.67(%)、標準偏差が4.62であった。40歳台は平均値が3.33(%)、標準偏差が5.77であった。50歳台は平均値が3.33(%)、標準偏差が5.72であった。60歳台は平均値が39.17(%)、標準偏差が53.4であった。女性個人顧客は平均値が50.00(%)、標準偏差が50.0であった。年齢別にみると10台未満と10台の顧客はいなかった。20歳台は平均値が8.50(%)、標準偏差が12.62であった。30歳台は平均値が13.17(%)、標準偏差が16.74であった。40歳台は平均値が18.17(%)、標準偏差が21.57であった。50歳台は平均値が5.17(%)、標準偏差が6.53であった。60歳台は平均値が38.33(%)、標準偏差が53.93であった。

 産業別の集計では、第二次産業の有効回答が1社だけであったため、第二次産業の集計結果は省略した(表8-4)
 第三次産業企業の男性個人顧客は平均値44.25、標準偏差が32.13であった。年齢別にみると10歳未満の顧客はいなかった。10歳台は平均値が0.13、標準偏差が0.25であった。20歳台は平均値が6.75、標準偏差が10.31であった。30歳台は平均値が13.25、標準偏差が18.14であった。40歳台は平均値が11.5、標準偏差が8.89であった。50歳台は平均値が10.0、標準偏差が7.48であった。60歳台は平均値が8.38、標準偏差が7.56であった。女性個人顧客は平均値が55.75、標準偏差が32.13であった。年齢別にみると10歳未満と10歳台の個人顧客はいなかった。20歳台は平均値が11.88、標準偏差が9.75であった。30歳台は平均値が25.63、標準偏差が15.3であった。40歳台は平均値が23.38、標準偏差が12.85であった。50歳台は平均値が8.88、標準偏差が5.78であった。60台歳は平均値が5.25、標準偏差が7.09であった。

Copyright 2008, Suzuki Kazumasa and Takeda Yuuki

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