設問35は「あなたが好きな球団はどこですか。すべて選んでください。」と質問した。 球団の回答選択肢は、一般社団法人 日本野球機構(Nippon Professional Baseball Organization:以下、「NPB」と称す)の社員である12球団とした。 【単純集計】の結果は、「1_福岡ソフトバンクホークス」が12.8%、「2_北海道日本ハムファイターズ」が 15.8%、「3_千葉ロッテマリーンズ」が 9.1% 、「4_埼玉西武ライオンズ」が 8.2%、「5_オリックス・バッファローズ」が1.8%、「6_東北楽天ゴールデンイーグルス」が7.6%、「7_東京ヤクルトスワローズ」が9.1%、「8_読売ジャイアンツ」が23.7%、「9_阪神タイガース」が7.6%、「10_広島東洋カープ」が11.6%、「11_中日ドラゴンズ」が5.2%、「12_横浜DeNAベイスターズ」が16.7%、「13_日本プロ野球で好きな球団はない」が31.9%であった。
性別に見ると(表4-1)、男女共に同じ位人気だったのは、「8_読売ジャイアンツ」(男性:24.3%≒女性:22.7%)、「2_北海道日本ハムファイターズ」(男性:18.1%≒女性:11.8%)、「10_広島東洋カープ」(男性:12.4%≒女性:10.1%)で、これらは、カイ二乗値検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。男女の差が大きく男性の回答が多かったのは、「1_福岡ソフトバンクホークス」(男性:18.1%>女性:3.4%)、「3_千葉ロッテマリーンズ」(男性:11.4%>女性:5.0%)、「7_東京ヤクルトスワローズ」(男性:10.5%>女性:4.2%)、「11_中日ドラゴンズ」(男性:7.1%>女性:1.7%)、「12_横浜DeNAベイスターズ」(男性:20.0%>女性:10.9%)で、これらは、χ二乗値検定の結果、少なくとも5%水準で有意差が認められた。女性の回答が多かったのは、「13_日本プロ野球で好きな球団はない」(男性:22.9%<女性:47.9%)で、13カテゴリーのχ二乗値検定の結果、1%水準で有意差が認められた。
設問36は「 あなたが一番好きな球団はどこですか。ひとつだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、 「1_福岡ソフトバンクホークス」が6.1%、「2_北海道日本ハムファイターズ 」が6.7 %、「3_千葉ロッテマリーンズ 」が 5.2%、「 4_埼玉西武ライオンズ 」が2.7%、 「 5_オリックス・バッファローズ」が 0.0%、「 6_東北楽天ゴールデンイーグルス」が 4.6%、「7_東京ヤクルトスワローズ」が 4.0%、 「8_読売ジャイアンツ」が 17.0%、 「9_阪神タイガース」が 4.6%、「10_広島東洋カープ」が 6.1%、「11_中日ドラゴンズ」が 2.4%、「12_横浜DeNAベイスターズ」が 8.5%、 「13_日本プロ野球で好きな球団はない」が32.2%、であった。
性別に見ると(表4-2)、 7.6%と女性の方が5.2%と男性よりも回答が多かったのは「10_広島東洋カープ」だけであった。 しかしこれら以外の9球団は男性の方が回答が多かった。「13_日本プロ野球で好きな球団はない」女性は49.6%と男性の22.4%よりも多かった。χ二乗値検定の結果は1%水準で有意差が認められた。
出身地別に見ると(表4-3)、「1_福岡ソフトバンクホークス」は近畿・中国・四国・九州で33.3%、「2_北海道日本ハムファイターズ」は北海道・東北で10.5%、「3_千葉ロッテマリーンズ」は千葉で18.8%、「埼玉西武ライオンズ」は埼玉で10.8%、横浜DeNAベイスターズは神奈川で25.9%と出身地の球団が好きだという回答が多かった。しかし、7_東京ヤクルトスワローズ、8_読売ジャイアンツ、9_阪神タイガース、10_広島東洋カープ、11_中日ドラゴンズは、当該球団の所在地が出身地であってもあまり回答が多くなかった。χ二乗値検定の結果は1%水準で有意差が認められた。
設問37は「あなたが好きな野手は誰ですか。好きな野手をすべて選んでください」と質問した。 野手の回答選択肢は、NPBの12球団の支配下選手、および、MLB(Major League Baseball)の日本人選手から選び、うち、NPBの野手は、パシフィック・リーグとセントラル・リーグそれぞれの、2016年9月25日終了時点の規定打席(:チーム試合数×3.1)以上の野手、および、國學院大學の院友に限定した。 【単純集計】の結果は、回答が多い順に 1位は「56_イチロー」が29.5%、 2位は「1_坂本 勇人」が24.3%、 3位は「7_山田 哲人」が19.8%、 4位は「4_筒香 嘉智」が17.0%、 5位は「9_糸井 嘉男」が12.5%、 同率6位は「50_中田 翔」と 「58_青木 宣親」が12.2%、 8位は「5_菊池 涼介」が10.6%、 9位は「54_鳥谷 敬」が10.0%、 10位は「32_バレンティン」が9.7%、 同率11位は「11_柳田 悠岐」、 「12_内川 聖一」、および、 「57_川崎 宗則」が9.1%、 14位は「52_今宮 健太」が7.6%、 15位は「13_新井 貴浩」が7.3%、 16位は「18_陽 岱鋼」が7.0%、 17位は「21_丸 佳浩」が6.7%、 18位は「60_嶋 基宏」が6.4%、 同率19位は「2_角中 勝也」、 「10_福留 孝介」、および、 「45_ロペス」が6.1%、 同率22位は「3_鈴木 誠也」が5.8%、 「24_長野 久義」が5.8%、 同率24位は「15_秋山 翔吾」、 「19_村田 修一」、 「35_梶谷 隆幸」、 「41_松田 宣浩」、 「46_ゴメス」および、 「64_柴田 竜拓」が4.9%、 同率30位は「8_浅村 栄斗」と 「23_デスパイネ」が4.6%、 同率32位は「16_川端 慎吾」と 「63_山下 幸輝」が4.0%、 同率34位は「44_ギャレット」と 「61_聖澤 諒」が3.6%、 同率36位は「22_鈴木 大地」、 「26_T−岡田」、 「59_矢野 謙次」、および、 「17_倉本 寿彦」が3.3%、 同率40位は「49_メヒア」と 「55_小林 誠司」が3.0%、 42位は「6_西川 遥輝」が2.7%、 同率43位は「28_桑原 将志」、 「29_山 俊」、 「30_茂木 栄五郎」、 「33_田中 賢介」、 「36_レアード」、 「39_田中 広輔」、および、 「42_ウィーラー」が2.4%、 同率50位は「27_栗山 巧」、 「34_ビシエド」、 「38_藤田 一也」、および、 「53_中島 卓也」が2.1%、 同率54位は「14_坂口 智隆」、 「31_銀次」、および、 「62_谷内 亮太」が1.8%、 57位は「20_大島 洋平」が1.5%、 同率58位は「47_堂上 直倫」と 「51_平田 良介」が1.2%、 同率60位は「25_中村 晃」が0.9%、 「40_金子 侑司」が0.9%、 同率62位は「37_西野 真弘」、 「43_安達 了一」、および、 「48_岡島 豪郎」が0.6%、そして、「65_これらのなかに好きな野手はいない」が34.3% であった。
性別に見ると(表4-4)、全体で上位10位までの選手のうち、 男女ともに回答が多かった、つまりχ二乗値検定の結果で5%水準で有意差が認められなかったのは、「1_坂本 勇人」(男性:23.8%≒女性:25.2%)、 「3_鈴木 誠也」(男性:6.7%≒女性:4.2%)であった。 一方、全体で上位10位までの選手のうち男性の回答が多かった、つまりχ二乗値検定の結果で5%水準で有意差が認められたのは、 「56_イチロー」(男性:38.1%>女性:14.3%)、 「7_山田 哲人」(男性:24.8%>女性:10.9%) 「4_筒香 嘉智」(男性:23.8%>女性:5.0%) 「9_糸井 嘉男」(男性:19.5%>女性:0.0%) 「50_中田 翔」(男性:15.2%>女性:6.7%) 「58_青木 宣親」(男性:16.7%>女性:4.2%) 「5_菊池 涼介」(男性:15.2%>女性:2.5%) 「54_鳥谷 敬」(男性:14.3%>女性:2.5%) であった。なお、「65_これらのなかに好きな野手はいない」は、女性では48.7%と多く、男性では26.2%と少なく、65カテゴリーのχ二乗値検定の結果は1%水準で有意差が認められた。
設問38は「あなたが一番好きな野手は誰ですか。好きな野手を一人選んでください。」と質問した。【単純集計】の結果は、 1位は「56_イチロー」が14.3%、 2位は「1_坂本 勇人」が9.1%、 3位は「7_山田 哲人」が5.2%、 4位は「4_筒香 嘉智」が4.6%、 同率5位は「5_菊池 涼介」と 「50_中田 翔」が3.0%、 同率7位は「54_鳥谷 敬」と 「60_嶋 基宏」が1.8%、 同率9位は「2_角中 勝也」と 「46_ゴメス」が1.5%、 同率11位は「3_鈴木 誠也」、 「13_新井 貴浩」が1.2%、 「32_バレンティン」が1.2%、 「52_今宮 健太」、 「57_川崎 宗則」、および、 「58_青木 宣親」が1.2%、 同率17位は「8_浅村 栄斗」、 「24_長野 久義」、 「59_矢野 謙次」、および、 「64_柴田 竜拓」が0.9%、 同率21位は「6_西川 遥輝」、 「9_糸井 嘉男」、 「11_柳田 悠岐」、 「15_秋山 翔吾」、および、 「55_小林 誠司」が0.6%、 同率26位は「10_福留 孝介」、 「14_坂口 智隆」、 「18_陽 岱鋼」、 「19_村田 修一」、 「23_デスパイネ」、 「25_中村 晃」、 「30_茂木 栄五郎」、 「35_梶谷 隆幸」、 「36_レアード」、 「37_西野 真弘」、 「38_藤田 一也」、 「41_松田 宣浩」、 「44_ギャレット」、 「47_堂上 直倫」、および、 「63_山下 幸輝」が0.3%、 そして、「65_これらのなかに好きな野手はいない」が35.6% であった。
性別に見ると(表4-5)、全体で1番回答が多かった「56_イチロー」は男性が17.1%と女性の9.2%よりも回答が多かった。また、概して他の選手も同様に、男性の方が回答が多かった。しかし、「1_坂本 勇人」は女性が12.6%と男性の7.1%よりも回答が多かった。なお、「65_これらのなかに好きな野手はいない」は、女性は49.6%と男性の27.6%よりも多かった。χ二乗値検定の結果は5%水準で有意差が認められた。
設問39は「あなたが好きな投手は誰ですか。好きな投手をすべて選んでください。」と質問した。 投手の回答選択肢は、NPBの12球団の支配下選手、および、MLBの日本人選手から選び、さらに、NPBの投手は、パシフィック・リーグとセントラル・リーグそれぞれの、2016年9月25日終了時点の規定投球回(:チーム試合数×1.0)以上、セーブ上位10位、ホールドポイント上位10位、國學院大學の院友に限定した。ただし、大谷 翔平投手は、9月25日終了時点では投球回数が131と規定投球回数の139に達していなかったが、防御率が1.99と好成績(2016年シーズン終了時で1.86と両リーグ先発投手中で最高成績で、投球回数は140)であったため、選択肢に入れた。【単純集計】の結果は、 1位は「62_大谷 翔平」が31.3%、 2位は「66_ダルビッシュ有」が27.4%、 3位は「68_田中 将大」が15.2%、 4位は「67_前田 健太」が14%、 5位は「64_岩隈 久志」が13.1%、 6位は「63_上原 浩治」が11.6%、 7位は「37_則本 昂大」が11.2%、 8位は「12_菅野 智之」が10%、 9位は「43_黒田 博樹」が9.7%、 10位は「45_藤浪 晋太郎」が9.1%、 同率11位は「39_涌井 秀章」と 12位は「49_金子 千尋」が8.8%、 13位は「46_松井 裕樹」が7.3%、 14位は「41_和田 毅」が7.0%、 15位は「61_藤川 球児」が6.7%、 16位は「25_澤村 拓一」が6.1%、 17位は「38_メッセンジャー」が6.1%、 18位は「50_山ア 康晃」が4.9%、 19位は「5_牧田 和久」が4.3%、 同率20位は「26_千賀 滉大」、 「27_三上 朋也」、 「30_野村 祐輔」、 「47_井納 翔一」、および、 「51_能見 篤史」が3.6%、 同率25位は「24_マシソン」と 「31_武田 翔太」が3.3%、 同率27位は「42_石田 健大」と 「60_小川 泰弘」が3.0%、 同率29位は「28_田口 麗斗」と 「65_田沢 純一」が2.7%、 同率31位は「3_内 竜也」、 「13_サファテ」、 「23_田中 健二朗」、 「59_美馬 学」、 「72_杉浦 稔大」、および、 「73_田中 大輝」が2.4%、 同率37位は「1_マーティン」、 「15_ジョンソン」、 「19_ミコライオ」、 「22_オンドルセク」、および、 「29_須田 幸太」が2.1%、 「53_スタンリッジ」が2.1%、 同率43位は「16_石川 歩」、 「20_今村 猛」、 「21_増井 浩俊」、 「48_西野 勇士」、および、 「57_吉川 光夫」が1.8%、 同率48位は「2_中ア 翔太」、 「4_宮西 尚生」、 「8_平野 佳寿」、 「11_益田 直也」、 「18_秋吉 亮」、 「40_岩貞 祐太」、および、 「56_西 勇輝」が1.5%、 同率55位は「6_増田 達至」、 「7_ジャクソン」、 「14_ドリス」、 「44_スアレス」、および、 「71_佐藤 亮太」が1.2%、 同率60位は「9_マテオ」、 「33_吉田 一将」、 「34_ルーキ」、 「36_有原 航平」、 「54_福谷 浩司」、 「55_塩見 貴洋」、および、 「58_ディクソン」が0.9%、 同率67位は「10_田島 慎二」、 「17_谷元 圭介」、 「32_福山 博之」、および、 「69_伊藤 義弘」が0.6%、 同率71位は「35_ヘーゲンズ」と 「70_梅津 智弘」が0.3%、 そして、「74_これらのなかに好きな投手はいない」が36.2% であった。
性別に見ると(表4-6)、全体で1番回答が多かった「62_大谷 翔平」は、男性が37.6%と女性の20.2%よりも回答が多かった。また、他の選手も同様に、男性の方が回答が多かった。なお、「74_これらのなかに好きな投手はいない」は、女性は55.5%と男性の25.2%よりも多かった。74カテゴリーのχ二乗値検定の結果は1%水準で有意差が認められた。
設問40は「あなたが一番好きな投手は誰ですか。好きな投手を一人選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に 1位は「62_大谷 翔平」が15.8%、 2位は「66_ダルビッシュ有」が8.5%、 3位は「68_田中 将大」が3.6%、 4位は「64_岩隈 久志」が2.7%、 同率5位は「12_菅野 智之」、 「63_上原 浩治」、および、 「67_前田 健太」が2.1%、 8位は「5_牧田 和久」が1.8%、 9位は「38_メッセンジャー」が1.5%、 同率10位は「41_和田 毅」、 「45_藤浪 晋太郎」、および、 「50_山ア 康晃」が1.2%、 同率13位は「1_マーティン」、 「19_ミコライオ」、 「26_千賀 滉大」、 「37_則本 昂大」、 「39_涌井 秀章」、および、 「43_黒田 博樹」が0.9%、 同率19位は「3_内 竜也」、 「13_サファテ」、 「23_田中 健二朗」、 「25_澤村 拓一」、 「30_野村 祐輔」、 「42_石田 健大」、 「46_松井 裕樹」、 「49_金子 千尋」、 「51_能見 篤史」、 「60_小川 泰弘」、 「71_佐藤 亮太」、および、 「73_田中 大輝」が0.6%、 同率31位は「2_中ア 翔太」、 「9_マテオ」、 「15_ジョンソン」、 「22_オンドルセク」、 「24_マシソン」、 「27_三上 朋也」、 「28_田口 麗斗」、 「35_ヘーゲンズ」、 「44_スアレス」、 「53_スタンリッジ」、 「54_福谷 浩司」、 「57_吉川 光夫」、 「58_ディクソン」、 「61_藤川 球児」、および、 「65_田沢 純一」が0.3%、 そして、「74_これらのなかに好きな投手はいない」が38.6% であった。
性別に見ると(表4-7)、 全体でもっとも回答が多かった「62_大谷 翔平」は、男性で15.2%、女性で16.8%と同じくらいであった。しかし、これ以外の投手で女性の回答が多かった投手はいなかった。なお、「74_これらのなかに好きな投手はいない」は女性が57.1%と、男性の28.1%よりも多かった。χ二乗検定の結果、性別では1%水準で有意差が認められた。