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0.調査の方法(データの収集)

(科目担当者) 小木曽 道夫

0-1.実査の方法と調査対象

 『電子マネーについての調査』(以下、「本調査」と称す)は、国学院大学経済学部の2019年度 月曜日5時限開講の「アンケート調査」のために実施した。本調査の対象は、2019年度後期 月曜日3時限開講の「アンケート調査入門」の2019年10月14日時点での登録者461人である。K-SMAPYU(Kokugakuin university Supporting system for Making Academic Plans and Yearly schedule)のアンケート機能を利用した「インターネット集合調査」により、2019年10月14日(月)17:40から10月21日(月)23:59の期間で登録者461人を対象とした調査を実施し、325人から有効回答を得て、有効回答率は70.5%であった。なお、以下の%の分母となる集計値は325人である。

0-2.集計・分析方針

 調査票に挿入した【単純集計】の集計値は325人であり、実質的な非該当の選択肢も集計に含めた。「基礎クロス集計」では、IBM SPSS Statistics(以下、「SPSS」と略す) Version 26 Base SystemのCROSSTABSを利用するよりもレイアウトがきれいであるという理由からSPSS Version 21のCTABLESを使用した。学生の集計・統計分析実習では、開講教室である国学院大学のC(コンピュータ)5教室のパソコンにインストールしてあるIBM SPSS Statistics 24を使用した。

0-3.回答者の属性とクロス集計の軸

 性別設問7で「最後に、あなたの性別について伺います。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「男性」が57.2%(186人)、「女性」が42.8%(139人)であった。

 課外活動は設問4で「あなたは国学院大学の課外活動団体に所属していますか。複数の課外活動団体に所属している場合には、もっとも力を入れているものを1つだけ選んでください」と質問した結果、「体育会連合会加盟部会」が11.7%(38人)、「その他の体育系部会」が5.8%(19人)、「文化団体連合会加盟部会」が8.6%(28人)、「その他の学術・文化系部会」が9.2%(30人)、「所属していない」が64.6%(210人)であった。

 居住形態は設問5で「あなたはどこから通学していますか」と質問した結果、「自宅から」が78.8%(256人)、「自宅以外から(下宿や寮など保護者とは別居)」が21.2%(69人)であった。

 学生生活の充実は設問6で「あなたの学生生活は充実していると思いますか。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「1_充実している」が31.7 %(103人)、「2_まあまあ充実している」が37.5%(122人)、「3_普通である」が21.2%(69人)、「4_あまり充実していない」が5.8%(19人)、「5_充実していない」が3.7%(12人)であった。

0-4.性別の回答者の属性

 性別の課外活動団体については(表0-1)、「1_体育会連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、男性が14.0%と女性の8.6%よりも多かった。「2_その他の体育系部会」に所属していると回答した人は、男性が9.1%と女性の1.4%よりも多かった。「3_文化団体連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、男性(8.1%)と女性(9.4%)が同じぐらいであった。「4_その他の学術文化系部会」に所属していると回答した人は、女性が13.7%と男性の5.9%よりも多かった。「5_所属していない」と回答した人は、男性(62.9%)と女性(66.9%)が同じぐらいであった。性別の課外活動団体に関するカイ2乗検定の結果、1%水準で有意差が認められた。

 性別の居住形態は(表0-2)、男性は「1_自宅」が75.3%で、「2_自宅外」が24.7%であり、女性は「1_自宅」が83.5%、「2_自宅外」は16.5%であり、女性の方が自宅が多かったが、カイ2乗検定の結果は5%水準で有意差が認められなかった。

Copyright 2020, Ogiso Michio, 国学院大学経済学部 2019年度「アンケート調査」『電子マネーについての調査』2020年2月26日 公表

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