| ホーム >> COEプログラム事業の遂行と成果について >> a. 調査 >> グループ1「基層文化としての神道・日本文化の研究」 ヴェトナム調査報告 2002年11月9日〜16日 (3/3) | |||
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11月15日(金) ハノイ市北郊外のコーロア城跡の踏査、コーロア城出土遺物の実見
コーロア城はヴェトナム初期金属器時代のドンソン文化に属する遺跡である。紀元前一千年紀中頃に伝承では、北ヴェトナムに文郎(ヴァンラン)国が存在していた。 その文郎国を前257年に甌貉(アウラック)国の安陽王が併合し古螺城を築いたとある。その古螺城こそがコーロア城であると現在考えられている。 甌貉国は前3世紀には南越国に滅ぼされたといわれている。ドンソン文化の時期は紀元前3世紀〜紀元後1世紀と推定されており、銅鼓といわれる特徴的な青銅器が登場する。 この銅鼓は日本の銅鐸と同様に、発祥地の中国に存在しない独特の器物であり、両地域の独自性をあらわすものとして注目できるだろう。 また遣跡からは大量の青銅製品が出土しており、特に青銅製の鋤先が大量である。これは実用性は低く祭祀や儀礼に関するものと考えられているが、鋤先のような農具が発達していた事実に加え、実用品でないものを大量に生産する段階に達していたことを示すものである。 周辺遺跡の踏査(バイメン遺跡・ドンヴォン遺跡)
コーロア城東南部に位置する両遣跡は、フングエン文化期からの遣跡である。遣跡の立地は北側に小河川を有し、河川から一段上がった小段丘にある。ドンヴォン遣跡は今回の訪問後に開発による緊急調査が実施されるという。 ヴェトナム考古学研究所へ挨拶 今回の訪問のお礼、国際会議協力の確認 11月16日(土)ノイバオ国際空港→新東京国際空港(JL766便) (報告・作成 岩崎厚志) |
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