16 『守晨・御祓本』
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- 『中臣祓注抄』ほか六種合本のうち
- 冊子本 1冊
- 原本 明応5(1496)年写
- 昭和10(1935)年写
- 宮地直一旧蔵
- 國學院大學図書館蔵
解説
原本は、荒木田守晨(文正元~永正13(1466~1516)年)の書写。内容は、伊勢流祓の次第を記した「八足次第」「祓勤仕次第」[1]、同流の祓詞ほか、両部神道書の『両宮形文深釈』より構成される。特に「八足次第」「祓勤仕次第」は、度会常昌(弘長3~延元4(1263~1339)年)が書きおいたものであるとし、鎌倉時代の祓の作法をうかがわせる。
註
- 祓の際に用意すべき祓具、祓の行い方を記す。祓具(20)参照。
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