国学院大学法学部横山実ゼミ


韓国の京畿大学校とソウルでの春合宿


横 山 実

2002年3月26日(火)
大学院の学生やゼミ生の17名は、大韓航空704便で成田を出発して、午後5時前に仁川国際空港に到着しました。京畿大学校(國學院大学の姉妹校)の国際交流の責任者である金さんが、私たちを出迎えてくれました。大学校のバスで、水原の京畿大学校に行きました。私たちは、寮とゲストハウスに泊めていただきました。夜は、金さんの案内で、テンジャン・チゲの夕食を楽しみました。その後、コンビニで買い物を楽しみ、バーに入って、酒を飲みながら10時半まで歓談しました。

2002年3月27日(水)
午前中は、「青少年保護の実態と対策」というテーマでセミナーが開かれました。横山が日本の少年非行の実態について報告し、京畿大学校の側では、矯正学科の李永根教授とProf. Yoon, Ok-Kyungが報告し、京畿大学校の学生と國學院大学の学生から質問を受ける形で、李善述教授の司会で討論を行いました。午後は、李教授および東洋語文学部で日本語を学んでいる学生の案内で、京畿大学校の博物館を見学しました。また、Prof. Lee, Yong-Wookの案内で、登り窯を見せていただきました。4時からは、寮の食堂に集まり、韓国の少年院について、横山が講義を行いました。6時からは、金さんの案内で、レストランで夕食を取りました。その後は、京畿大学校の学生10数名と、京畿大学校に留学中の4名のロシアの学生と共に、バーで一杯飲みながら談笑しました。

2002年3月28日(木)
午前中にソウル少年院を訪問しました。会議室でまず、日本語でのビデオを見せてもらい、ソウル少年院での教育の実状を学びました。李善述先生の通訳で、金所長から、院内で教育について話を伺い、それをめぐって質疑応答してもらいました。その後で、金所長の案内で院内を見学しました。1999年から、コンピュータを導入して、最新の教育体制で教育している様子を見て、4年前と比べて、教育効果が上がっていると感じました。英語の成績が優秀な少年を海外に研修で派遣しているという話を聞いて、日本での保護主義の停滞とは対照的だと思いました。午後には、李先生と日本語を学んでいる学生数名の案内で、民族村を訪れました。3時からは、韓国の伝統的な楽隊の演奏、曲芸、結婚式の実演などを見ました。夜は、日本語を学んでいる学生と共に、飲食を楽しみました。

2002年3月29日(金)
京畿大学校のバスで、ソウルのManhattan Hotelに行きました。12時までの1時間半ほどは自由時間で、国会議事堂を訪れたり、サイクリングを楽しんだりしました。京畿大学校の学生の安君と金さんが、案内してくれて、レストランで冷麺を食べました。地下鉄と電車に乗って、旧市街に行き、南大門の市場で買い物を楽しみました。京畿大学校が十数名、私たちの案内のために来てくれました。次いで、李君の案内で、徳壽宮を訪れ、1時間ほど散策しました。韓国も暖かくて、すでに、桜が開花しておりました。ついで、ロッテホテルの免税店および明洞で買い物を楽しみました。8時20分からは、レストランに入り、骨付きカルビをはじめとして、おいしい焼き肉を食べながら、京畿大学校の学生と歓談しました。京畿大学校の学生6名は、私たちのホテルに来て、そのまま一晩、私たちと夜を徹して、飲みあかしました。

2002年3月30日(火)
7時にホテルをチェックアウトしました。京畿大学校の学生に見送られて、タクシーに分乗して、仁川国際空港に行きました。免税店で買い物をして、10時20分発の大韓航空703便で帰国しました。途中で美しい富士山を見ることが出来ました。

京畿大学校でのセミナー (Seminar at Kyonggi University in Korea)

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