設問43は「アルバイトの収入の合計金額は月平均いくらですか。2011年5月から9月までの月平均で回答してください。」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に、アルバイトはしていない(30.8%)、5万円〜7万円未満(20.4%)、7万円〜10万円未満(14.9%)、3万円〜5万円未満(13.6%)、1万円〜3万円未満(9.0%)、10万円以上(7.7%)、1万円未満(3.6%)であった。
性別に見ると(表7-1)、カイ二乗値検定の結果、アルバイト収入の金額は5%水準で有意差が認められなかった。
収入別に見ると、カイ二乗値検定の結果、1%水準で有意差が認められた
(表7-2)。自由に使える金額が2万円未満の人では、アルバイトをしていないが53.2%と多かった。2万円〜4万円未満の人では、5万円〜7万円未満25.4%、3万円〜5万円未満22.5%が多かった。4万円以上の人では、5万円〜7万円未満32.9%、7万円〜10万円未満26.0%、10万円以上17.8%という特徴があった。つまり、収入が多い人はアルバイト収入が多いという傾向があった。
設問44は「おこづかいを月にいくらもらっていますか。仕送りを除いた、2011年5月から9月までの月平均で回答してください。」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に、もらっていない(53.8%)、5000円〜1万円未満(10.9%)、5000円未満(10.0%)、3万円以上(7.2%)、2万円〜2万5000円未満(6.8%)、1万円〜1万5000円未満(4.5%)、1万5000円〜2万円未満(3.6%)、2万5000円〜3万円未満(3.2%)であった。
性別に見ると(表7-3)、カイ二乗値検定の結果、お小遣いの金額は5%水準水準で有意差が認められなかった。
収入別に見ると(表7-4)、カイ二乗値検定の結果、1%水準で有意差が認められた。自由に使える金額が2万円未満の人では、おこづかいをもらっていないが42.9%、5000円未満と5000円〜1万円未満が18.2%、2万円〜4万円未満の人では、おこづかいをもらっていないが54.9%、5000円〜1万円未満14.1%、4万円以上の人では、おこづかいをもらっていないが64.4%、3万円以上11.0%という特徴があった。
設問45は「仕送りの金額は月平均いくらですか。2011年5月から9月までの月平均で回答してください。」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に、もらっていない(70.6%)、3万円〜5万円未満(10.0%)、5万円〜7万円未満(5.9%)、7万円〜10万円未満(5.0%)、3万円未満(4.1%)、10万円〜13万円未満(2.3%)、13万円〜15万円未満(1.8%)、15万円〜20万円未満(0.5%)であった。
性別に見ると(表7-5)、カイ二乗値検定の結果、仕送りの金額は5%水準水準で有意差が認められなかった。
収入別に見ると(表7-6)、カイ二乗値検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。つまり、収入と仕送りの金額には関係がなかった。
設問46は「あなたが自由に使える金額は月平均いくらですか。2011年5月から9月までの月平均で回答してください。」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に、1万円〜2万円未満(20.8%)、2万円〜3万円未満(20.8%)、1万円未満(14.0%)、3万円〜4万円未満(11.3%)、4万円〜5万円未満(10.9%)、5万円〜6万円未満(10.0%)、10万円以上(4.1%)、7万円〜8万円未満(3.2%)、9万円〜10万円未満(2.7%)、6万円〜7万円未満(2.3%)であった。
性別に見ると(表7-7)、カイ二乗値検定の結果、自由に使える金額は5%水準水準で有意差が認められなかった。
設問47は「つぎのなかでもっとも多い支出はどれですか。2011年5月から9月までの月平均で回答してください。」と質問した。【単純集計】の結果は、回答が多い順に、食費(36.2%)、遊興費(24.0%)、服飾費(17.6%)、家賃(12.7%)、貯蓄(3.2%)、交通費(2.3%)、電話代などの通信費(1.8%)、電気・ガス・水道などいわゆる光熱費(0.5%)、その他が1.8%であった。
性別に見ると(表7-8)、カイ二乗値検定の結果、1%水準で有意差が認められた。食費が男性(45.3%)に対し女性(20.7%)、服飾費が男性(8.6%)に対し女性(32.9%)となり、ほかの項目と比べて非常に大きな差がみられた。
収入別に見ると(表7-9)、カイ二乗値検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。つまり、収入と支出内容には関連がなかった。