実習のプロセス(兼・編集後記 )
2011年度國學院大學経済学部「アンケート調査」
『学食、スポーツ、インターネットの利用、ゲーム、自動車会社、行ってみたい国および収入と支出についての調査』
「アンケート調査」担当教員 小木曽 道夫
【利用教室】
2011年度通年科目・月曜6限開講「アンケート調査」は、2008年およびこれ以前の入学者が履修する読替科目である「アンケート調査実習A・B」と同時開講し、渋谷C5教室にて実施した。
【登録者と履修者】
「アンケート調査」はコンピュータ教室を利用するため事前登録科目になる。事前登録期間は4月11日(月)12:00〜4月20日(水)16:00である。2011年度「アンケート調査」の事前登録権利者のうちの2009年度以降入学者は、
2009年度「アンケート調査入門」の合格者で経済学部生のうち2010年度「アンケート調査」合格者2人を除く68人+2010年度「アンケート調査入門」の合格者で経済学部生の137人=205人であった。
2011年度「アンケート調査」の登録者は7名(うち2年生が5名+3年生が2名)で、4月10日の時点で事前登録していた人は7名(うち2年生が5名+3年生が2名)であった。「アンケート調査」の読替科目である2011年度前期「アンケート調査実習A」の登録者は14名(全員4年生)で、4月10日の時点で事前登録していた人は6名であった。
課題5.単一回答のアフター・コーディング
※『アンケート調査入門2010.pdf』pp32-5「6−4 K-SMAPYのアンケート機能を利用したデータの整理」参照
課題6.変数ラベルと変数値ラベル
※『アンケート調査入門2010.pdf』p35「6−5 変数ラベルと変数値ラベル」参照
前期授業終了より前に課題6.まで終了した場合には、前期中は出席免除とする。
「アンケート調査入門」月5限 の課題
実査:「アンケート調査」で実施するアンケート調査への回答
(学年暦に変更がなければ、)後期履修登録締切日後の2011年9月30日(金)から10月3日(月)を回答期間として実施する。
K-SMAPYのメニューの左側の[授業ごとのお知らせ]をクリックして、授業一覧を表示すると、[ナビゲーション]の[アンケート調査入門]列のアンケートのセルの背景色が赤く反転しているところをクリックすると、アンケート一覧が表示される。[このアンケートに回答する]ボタンをクリックすると、当該のアンケートに回答することができる。
「アンケート調査」月6限 後期の課題
課題7.集計と分析:
- 単純集計、多重回答、クロス集計とχ二乗値検定、平均値の差、相関分析、因子分析、回帰分析の順で実施する予定
課題8.自分が分担した設問のクロス集計とχ二乗値検定
提出場所など:パブリックフォルダの課題8 に当該のクロス表とχ二乗値検定を選択して、WORD書式でエクスポートし、そのファイルを添付して提出する。
必須ではない課題.詳細分析(作図表を含む。なお、作図表の詳細については、小木曽道夫著(2006)『SPSSによるやさしいアンケート分析』オーム社、ISBN4-274-06652-5 C3041 定価(本体2400円【税別】)参照)
- 単純集計と基礎クロス集計表は、「和は利用していない」などの実質的な非該当を除去していないため、実質的な非該当選択肢を集計・分析から除去したい場合には、その変数値を欠損値宣言して集計・分析する詳細分析と作表が必要となる。
- 詳細分析で基礎クロス集計表以外のクロス集計を行い、エクセルで編集する場合には、【クロス集計表をエクセルで加工する方法】(を開く)を参照。K-SMAPYの教材にアップロードした q43q44.xls の
- シート[row]の段階はSPSSを貼り付けただけで、これではだめな例、
- シート[編集済み]の段階はエクセルで提出する場合での完成形であるが、HTMLファイルではないため100点満点中(ファイルはいくつでも)1点減点、
- シート[HTML]の段階からメモ帳などに貼り付けて、HTMLファイルで提出するのが理想的である。
課題9.レポート〜調査報告書の原稿となるレポートの執筆:
- 締切りは2012年1月23日の予定
- 執筆分担は(原則として)自分または自分たちが担当した設問についての集計・分析を担当する。共同執筆も可。
- 提出先はK-SMAPYの[リポート]の[file1]以下
提出するファイルが1つであれば[file1]に提出し、2つめのファイルは[file2]、以降[file「n」]に提出すること。
- 提出するレポートの書式はなるべくHTML書式とする。なお、HTMLファイルの「雛形」に準拠すること。
※章構成・執筆分担(案)はK-SMAPYの「教材」に contents.html というファイル名でアップロードする。
※「雛形」は、K-SMAPYの「教材」に report.html というファイル名でアップロードする。
- Web版の報告書は、左側に本文、右側に図表・調査票を表示するフレーム構造をとるため、本文と図表とは別ファイルで提出する。ただし、単純集計と性別クロス集計など基礎クロス集計表は作表する必要がない。
- 単純集計と基礎クロス集計表は、相対度数を示す「%」を省略しているため、本文では相対度数の単位を示す「%」を入れること。
- 自由回答の設問は、
- 度数分布をとって
- 実質的に同一の回答(ex.:「うどん」、「うどん類」、「かけうどん」)は1カテゴリーにRECODEするか、または、暗算で%(相対度数)を計算し、
- %(相対度数)が1%や2%という下限を決めて、%(相対度数)の下限よりも回答頻度が高い回答について記述する。
- ただし、自由回答が少ない場合には、記述を省略したり、%(相対度数)の下限を設定しなくとも=すべての自由回答について言及しても構わない。
- 本文の添付ファイル名は、
- 単独執筆の場合はアルファベット小文字の姓とする(ex.:小木曽道夫ならばogiso.html)。ただし、同姓の人がいる場合にはアルファベット小文字の名とする(ex.:asumi.html,masami.html)
- 共同執筆の場合は"q"+"設問番号"(+"連番")などとする。(ex.:設問8ならばq8.html)
- 提出するレポートの本文には、図表を参照するリンクを張ることが望ましい。
- (必須ではない課題.詳細分析の結果の)表の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式とし、Excelブックなど冗長なSPANエレメントが付加されてしまうことが予測される書式で提出した場合には(少し)減点する。表の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の3番目の表ファイルならばogiso3.html)。
- (必須ではない課題.詳細分析の結果の)グラフなどの図の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式+gifまたはjpg書式とする。図の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の4番目の図ファイルならばogiso4.htmlおよびogiso4.gif)。なお、グラフの作成方法については授業時に指示する。
- report.htmlを雛形として(メモ帳などの)テキスト・エディタを使用した場合の執筆方法
※インターネット上で公表する調査報告書は、index.htmlにより左側のフレームのtarget=をtext、右側のフレームのtarget=をtableとするフレーム構造とタイトルを定義する。
- 【ダウンロード先】K-SMAPYの「教材」にアップロードしたindex.html、report.html、contents.html、qa2011.html、および、sex.htmlなど基礎クロス集計表を、同一のフォルダにダウンロードすることによって、コピー&ペーストを活用して正確かつ楽に報告書を執筆することができる。
- 【フレーム定義】report.htmlというファイル名のまま報告書を執筆し始めるか、または、contents.html からリンクするファイル名と自分が執筆する報告書のファイル名とを同じにすることにより、自分が執筆する報告書を左側のフレーム(target="text")に定義する。そして、index.html をダブル・クリックしてインターネット・エクスプローラを起動し、contents.html からリンクを張った自分が執筆する報告書のファイルを開く。
- 【テキスト・エディタの起動】コンピュータ教室では、当該のファイルを右クリックして、ドロップダウン・リストの[ソースの表示]を選択するとテキスト・エディタが起動する。
- 【アンカー name= の参照】report.html中の「?」は設問を示すため、自分が担当した設問の番号に置換すると、右側のフレーム(target="table")に単純集計やクロス集計表を表示することができるようになる。「@」は章(-節)の番号を示すため、そのままで構わない。
- 【質問文】report.html中の「設問?は「」と質問した」の「」内に、qa2011.html(調査票と単純集計)から当該の質問文をコピーして、ペーストする。
- 【単純集計】report.html中の「【単純集計】の結果は、」のあとに単純集計結果について記述する。これもqa2011.htmlから、回答選択肢と度数分布をコピー&ペーストすると正確・高速に記述することができる。なお、必要に応じて、「回答が多かった順に」などと明記したうえで、相対度数=回答が多い順に並べ替える。
- 【クロス集計】クロス集計結果についての記述は、性別クロス集計は全員必須で、その他の基礎クロス集計については、必要に応じて言及する。なお、クロス集計についてのレポートの執筆と、課題8.とはセットである。クロス集計結果についての記述も、sex.html(性別クロス集計表)などからコピー&ペーストすると正確・高速に記述することができる。