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0.調査の方法(データの収集)

(科目担当者) 小木曽 道夫

0-1.実査の方法と調査対象

 「スポーツ、コンビニ、メモリアルレストラン、アルバイト、スマホゲーム、観光旅行についての調査」(以下、「本調査」と称す)は、國學院大學経済学部の2017年度 月曜日5時限開講の「アンケート調査」のために実施した。本調査の対象は、2017年度後期 月曜日4時限開講の「アンケート調査入門」の受講者333人である。K-SMAPY(Kokugakuin university Supporting system for Making Academic Plans and Yearly schedule)のアンケート機能を利用した「インターネット集合調査」により、2017年10月3日 11:30〜2017年10月9日 23:59の期間で登録者333人を対象とした調査を実施し、261人から有効回答を得て、有効回答率は78.4%であった。

0-2.集計・分析方針

 調査票に挿入した【単純集計】の集計値は261人であり、実質的な非該当の選択肢も集計に含めた。「基礎クロス集計」では、IBM SPSS Statistics(以下、「SPSS」と略す) Version 24 Base SystemのCROSSTABSを利用するよりもレイアウトがきれいであるという理由からSPSS Version 21のCTABLESを使用した。学生の集計・統計分析実習では、開講教室である國學院大學のC(コンピュータ)5教室のパソコンにインストールしてあるIBM SPSS Statistics 24を使用した。

0-3.回答者の属性とクロス集計の軸

 性別設問50で「最後に、あなたの性別について伺います。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「男性」が69.0%(180人)、「女性」が31.0%(81人)であった。

 課外活動は設問46で「あなたは國學院大學の課外活動団体に所属していますか。複数の課外活動団体に所属している場合には、もっとも力を入れているものを1つだけ選んでください」と質問した結果、「体育会連合会加盟部会」が20.7%(54人)、「その他の体育系部会」が6.1%(16人)、「文化団体連合会加盟部会」が10.3%(27人)、「その他の学術・文化系部会」が4.6%(12人)、「所属していない」が58.2%(152人)であった。

 出身地は設問47で「あなたが高校を卒業したときの住所はどこでしたか。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、回答が多かった順に、「6_東京」が24.9%(65人)、「7_神奈川」が16.9%(44人)、「4_埼玉 」が16.1%(42人)、「3_群馬・栃木・茨城」が11.5%(30人)、「 5_千葉 」が11.1%(29人)、「8_中部」が8.4%(22人)、「2_東北」が5.0%(13人)、「1_北海道」が2.3%(6人)、「9_近畿」が1.5%(4人)、「10_中国」と「14_外国」がともに0.8%(2人)、「11_四国」と「12_九州 」が0.4%(1人)がともにが0.4%(1人)、「13_沖縄」が0.0%(0人)であった。

 居住形態は設問48で「あなたはどこから通学していますか」と質問した結果、「自宅から」が71.6%(187人)、「自宅以外から(下宿や寮など保護者とは別居)」が28.4%(74人)であった。

 学生生活の充実は設問49で「あなたの学生生活は充実していると思いますか。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「1_充実している」が27.6%(72人)、「2_まあまあ充実している」が35.2%(92人)、「3_普通である 」が27.6%(72人)、「4_あまり充実していない」が5.4%(14人)、「5_充実していない」が4.2%(11人)であった。

0-4.性別の回答者の属性

 性別の課外活動団体については(表0-1)、「1_体育会連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、男性が25.0%と女性の11.1%よりも多かった。「2_その他の体育系部会」に所属していると回答した人は、女性が9.9%と男性の4.4%よりも多かった。「3_文化団体連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、男性が8.9%、女性は13.6%であった。「4_その他の学術文化系部会」に所属していると回答した人は、男性が5.0%、女性は3.7%であった。「5_所属していない」と回答した人は、女性が61.7%と男性の56.7%よりも多かった。性別の課外活動団体に関するχ二乗値検定の結果、5%水準で有意差が認められた。
 性別の出身地は(表0-2)、「7_神奈川」は女性が23.5%と男性の13.7%よりも多く、「5_千葉」は女性が16.0%と男性の8.9%よりも多かった。しかし、他の出身地はあまり男女差がなく、性別のχ二乗値検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。
 性別の居住形態は(表0-3)、男性は「1_自宅」が67.2%で、「2_自宅外」が32.8%であり、女性は「1_自宅」が81.5%、「2_自宅外」は18.5%であり、女性の方が自宅が多く、χ二乗値検定の結果は5%水準で有意差が認められた。

Copyright 2017, Ogiso Michio, 國學院大學経済学部 2017年度「アンケート調査」『スポーツ、コンビニ、メモリアルレストラン、アルバイト、スマホゲーム、観光旅行についての調査』2018年3月18日 公表

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