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 経済学科は、日本と世界の経済が今どうなっているか、経済学の理論および経済の歴史、日本経済やグローバル経済の現状について学んでいくところです。4年間である程度系統的に・持続的に学んでいくと、経済という現象がわかるようになります。  新聞を読み、テレビやラジオに耳を傾けていても、 断片的な日々のニュースの背後にある日本経済や世界経済の動きを察知することができ、先を読む力もついてくるでしょう。  このような学びのキャリアを財産として就職活動に向かい、社会に巣立つ力をつけることができます。
 下記には、各コースの紹介と、そのコースを選んだら少なくともこの科目は履修して欲しいと思われるものを掲げてあります。
  経済学科では、2年後期から多くの専門応用科目が開始されますから、3年次のコース選択の際には注意しましょう。

 このコースでは、私たちが生活をしている現在の社会・経済がどのようなしくみによって出来ているのかについて学習します。社会・経済のしくみをしっかり理解するためには、2つのことが必要です。ひとつは、私たちの体系的な理解を助けてくれる手段として「理論」を身につけることです。そしてもうひとつは、これまでの社会経済の歩みである「歴史」と、その時代に生きた人々のものの考え方である「思想」を学ぶことです。
 手段としての理論を横糸に、時代背景としての歴史と思想を縦糸にして社会・経済のしくみを立体的に学んでいくこのコースは、現代の社会・経済に対する深い洞察と、その将来に対する展望を切り拓いていく力を高めることを目標としています。

 このコースを選択する皆さんには、1年で「経済原論T」、「マクロ経済学T」、「社会思想」、「経済史の基礎」、2年で「ミクロ経済学T」を履修しておくことを勧めます。さらに1・2年次で学んだ基礎科目を土台に、3・4年次では、下の表に掲げられている専門応用科目を履修することを勧めます。


 このコースは、戦後から現代までの日本経済の変化や直面している課題について、産業構造や金融・財政・労働・環境などの政策を切り口として学習します。
 バブル崩壊後の日本経済について「失われた10年」という言葉が定着しています。今日の日本経済は、戦後に再建した様々な分野の制度やシステムの限界が明らかになり、グローバル化や少子高齢社会に対応した21世紀型の制度やシステムを模索している過程にあります。
 このコースは文字通り「日本を知り、世界に学ぶ」というコンセプトを目標としています。そこでこのコースを希望する学生には、1年で「経済原論T」・「マクロ経済学T」、2年で「ミクロ経済学

T」・「財政の基礎」・「金融の基礎」を履修しておくことを勧めます。それを土台として3・4年次では下の表に掲げられている専門応用科目を履修することを勧めます。


 このコースでも「日本を知り、世界に学ぶ」というコンセプトが大切になります。
 現代は地球全体がひとつの経済システムとしての繋がりをますます強めています。しかし同時にアメリカ合衆国やEU諸国のような先進諸国と発展途上国という経済発展度の違いや、国ごとの経済システムの違いもあります。また日本経済についても、あらゆる分野でグローバルな視点から諸外国との関係を捉えなければなりません。
 このコースを選択する学生には、1年で「経済原論T」・「マクロ経済学T」、2年で「ミクロ経済

学T」・「財政の基礎」・「金融の基礎」を履修しておくことを勧めます。3・4年次にはその積み上げを土台として下の表に掲げられている専門応用科目を履修することを勧めます。

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