おはらいの文化史 34 「六根清浄太秡」ろっこんしょうじょうおおはらえ


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「六根清浄太秡」


解説

 六根すなわち眼・耳・鼻・舌・身・意から生ずる不浄を祓い清めるための詞。吉田家による神道裁許状しんとうさいきょじょうの授与などに伴って近世以降に流布した。詞章の末尾に「無上霊宝神道加持」という語が見られるなど、吉田神道説の影響下で成立したと推測される。一般化するに伴っていくつかの註釈書も成立した。

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