おはらいの文化史 35 「中臣秡」なかとみのはらえ


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「中臣秡」


解説

 中臣祓なかとみのはらえの本文。「六根清浄太秡」とともに本文は木版刷だが、末尾に墨書された識語と朱印があり、羽田野敬雄はだのたかお(寛政10~明治15(1798~1882)年)宛に授与されたことがわかる。敬雄による日常的記録『萬歳書留控』よろずとしかきとめひかえによれば、「中臣秡」と「六根清浄太秡」は敬雄側からの要望に応じて授与された。製本もなされず、日常的に使用されるものではなかったと思われる。

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