井上順孝・日本文化研究所前所長(國學院大學名誉教授、日本文化研究所客員教授)が、下記の通り令和5年度の文化庁長官表彰を受けることになりました。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93977401.html

この表彰は「文化活動に優れた成果を示し、我が国の文化の振興に貢献された方々、又は、日本文化の海外発信、国際文化交流に貢献された方々に対し、その功績をたたえ文化庁長官が表彰する」ものとなります。

選定理由として、「平成11年4月から平成17年4月までの6年間にわたり、日本宗教連盟の理事として、学識経験者の立場から、我が国の宗務行政に多大な貢献をしたほか、平成23年に宗教文化教育推進センターを設立し、「宗教文化士」認定資格の制度推進にも永年にわたり貢献している」ことが挙げられています。

1982年に日本文化研究所の講師に着任されて以来、井上先生には、現在に至るまで一貫して日本文化研究所に関わって頂いており、2006年から2018年までは、所長をお勤め頂きました。井上先生が先鞭を付けた、宗教文化教育や宗教リテラシーに関わる問題は、現在の日本文化研究所の事業にもつながっております。