問16で「いいえ」(プロのスポーツチームを所有していない)と回答した(無回答1社を含む)100社に対して、問20において「貴社は今後、プロスポーツチームを所有したいとお考えですか」と質問した【単純集計】の結果は、「はい」と答えた企業は4%(4社)だけであった。あとの96.0%(96社)は「いいえ」という回答であった。このことから、プロスポーツチームを所有するのに日本の企業ではスポーツに対する浸透性の薄さようなものがあると思われる。
問20で「はい」(プロのスポーツチームを所有したい)と回答した4社に対して、問21において「今後、貴社がプロスポーツチームを所有したいと考えているのはどのような理由からですか」と多重回答方式によって質問した。【単純集計】の結果は、「社内の士気向上」が100.0%、「宣伝・広告」「会社のイメージアップ」、「地元地域との関係強化」、「ビジネスの拡大」がそれぞれ50.0%であった。このことから、スポーツチームを所有したい理由として、社内の士気向上以外に、企業の広告塔としての価値を見出している企業も少ないながらも、存在していることが確認できた。
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