問3では「大学の文系学部の新卒者を採用する際に、つぎの資格を持っていれば優先して採用しますか。」と22種類の資格についてそれぞれ、「この資格を取得していなければ採用しない」から「関係ない」までの4つの選択肢によって質問した。
【単純集計】の結果から、それぞれの資格が重要視されているかどうかを比較するために、「関係ない」という回答に着目し、「関係ない」という回答が少ない順に並べてみた。その結果、日商簿記検定1級(28.0%)、公認会計士(34.0%)、社会保障労務士(34.0%)、税理士(35.0%)、司法書士(39.0%)、中小企業診断士(39.0%)、TOEIC(43.0%)、行政書士(44.0%)、英語検定(46.0%)、運転免許(48.0%)、中国語検定(52.0%)、マイクロソフトオフィススペシャリスト(54.0%)、ファイナンシャルプランナー(55.0%)、不動産業鑑定士(56.0%)、ビジネス事務マナー検定(56.0%)、基本情報技術者(58.0%)、サービス接遇検定(58.0%)、情報セキュリティアドミニストレータ(59.0%)、証券アナリスト(60.0%)、初級システムアドミニストレーター(61.0%)、秘書検定(61.0%)、漢字検定(71.0%)の順で「関係ない」という回答が少なかった。
では、「関係ない」という回答が少ない項目では、どれくらい重要視されているのかを比較するために、「この資格を取得していなければ採用しない」「優先して採用する」「取得していれば採用に有利」という回答に着目して、それぞれ重要視されている順に並べてみた。
「この資格を取得していなければ採用しない」という回答があったのは、運転免許(17.0%)だけであった。
「優先して採用する」という回答は、公認会計士(25.0%)、税理士(25.0%)、日商簿記検定1級(19.0%)、中小企業診断士(19.0%)、社会保障労務士(19.0%)、司法書士(16.0%)、行政書士(15.0%)、不動産業鑑定士(11.0%)、TOEIC(8.0%)、ファイナンシャルプランナー(5.0%)、証券アナリスト(5.0%)、マイクロソフトオフィススペシャリスト(4.0%)、基本情報技術者(4.0%)、サービス接遇検定(4.0%)、英語検定(4.0%)、運転免許(4.0%)、初級システムアドミニストレーター(3.0%)、情報セキュリティアドミニストレータ(3.0%)、ビジネス事務マナー検定(3.0%)、中国語検定(2.0%)、秘書検定(1.0%)の順で多かった。
「取得していれば採用に有利」という回答は、日商簿記検定1級(47.0%)、社会保障労務士(40.0%)、TOEIC(44.0%)、英語検定(44.0%)、中国語検定(38.0%)、公認会計士(37.0%)、司法書士(36.0%)、中小企業診断士(36.0%)、マイクロソフトオフィススペシャリスト(36.0%)、税理士(35.0%)、行政書士(34.0%)、ファイナンシャルプランナー(33.0%)、ビジネス事務マナー検定(33.0%)、情報セキュリティアドミニストレータ(31.0%)、秘書検定(32.0%)、初級システムアドミニストレーター(31.0%)、基本情報技術者(30.0%)、サービス接遇検定(30.0%)、証券アナリスト(28.0%)、運転免許(25.0%)、不動産業鑑定士(24.0%)の順で多かった。