2008年度後期「アンケート調査実習A」・2009年度前期「アンケート調査実習B」実習のプロセス(兼・編集後記)
「アンケート調査実習A・B」担当教員 小木曽 道夫
【「実習のプロセス」の意図】研究目的や行政目的の調査とは異なり、本調査は教育目的の調査であるため、また大学間の調査実習科目担当者間の情報提供という意図で、通常の調査報告書とは異なり、実習のプロセスや、通常は公表しない経費(支出合計\125,303
円)などを公表することにした。
【利用教室】2008年度後期科目・月曜3限開講「アンケート調査実習A」は、たまC2教室にて実施した。2009年度前期科目・火曜2限開講「アンケート調査実習B」は、SPSSがインストールされている渋谷C5教室にて実施した。
【登録者と履修者】
表 2008年度後期「アンケート調査実習A」・2009年度前期「アンケート調査実習B」の登録者数と合格者数
| 2008年度後期 「アンケート調査実習A」 | 2009年度前期 「アンケート調査実習B」 |
登録者数 | 23 | 11 |
合格者数 | 12 | 11 |
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2008年度後期科目「アンケート調査実習A」は、登録者は23名(うち3年生は2名、4年生は6名)であった。そのうち、出席回数が0回、すなわち1回も出席しなかったのは6名(うち4年生が6名)であった。そして、2008年度後期科目「アンケート調査実習A」の合格者は12名であった。
2009年度前期科目「アンケート調査実習B」の登録者と合格者は11名であった。
課題1.情報保護誓約書の提出:後期履修登録締切日までに課題1.履修登録誓約書をパブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査実習\課題1_情報保護誓約書 に提出すること。情報保護誓約書を提出しない者は、情報保護誓約書の全項目に同意できない=調査実習妨害を目的として履修すると判断して履修を認めない。情報保護誓約書を提出した者に対して、課題の多くを提出するパブリックフォルダのアクセス権を与える。
ダウンロードと提出方法:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査実習\課題1_情報保護誓約書 から 情報保護誓約書.docをダウンロードし、網掛けしてあるテキスト・ボックスに氏名・学籍番号などの必要事項を入力し、網掛けしてあるドロップダウンリストから「同意する」または「同意しない」のどちらかを選択し、半角学科記号+半角7桁の学籍番号_情報保護誓約書.doc(例:f0511581_情報保護誓約書.doc)というファイル名と拡張子で名前を付けて保存し、ダウンロードしたフォルダに添付ファイルとして提出する。指定したファイル名と拡張子を遵守しなかった場合には、原則として受理しない。
パブリックフォルダの\課題B4の件名:「10/20時点での一覧」に氏名がない人は、課題1を未提出のため不合格。
課題A3.調査対象案〜「企業調査」という記述は『会社四季報CD-ROM版』または『CD-ROM 日経 会社情報』をサンプリング台帳とする無作為抽出法によりサンプリングする(または全数調査による)郵送調査を意味する。前述したもの以外のサンプリング台帳から調査対象を選択したい場合には、課題A3の段階で明記すること。課題A3では、統計調査を実施するために不十分な調査対象案または調査の実施が困難な調査対象案を提案した場合には不合格とする。課題A3.で不合格になれば課題B4.以降には進めない。以下、課題B4〜B6と平行して調査対象についての事前調査を実施する。
- 提出先:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査実習\課題A3
- 第1回目の提出締切り:2008/10/20(月) 14:40
予定外の場合に発生するかもしれない課題α.サンプリング台帳の入手
体験実習T.サンプリング〜サンプリング台帳を使用してサンプリングの体験実習を行う。
たまプラーザ開講のため必須ではない課題ア.送信用封筒の宛名書き
たまプラーザ開講のため必須ではない課題イ.返信用封筒の印刷
課題B4.調査項目案〜この課題に基づいてグループ分けを行なう。課題B4.で不合格になれば課題B5.以降には進めない。
- 提出先:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査実習\課題B4
- 第1回目の提出締切り:2008/10/27(月) 14:40
- パブリックフォルダの\課題B4の件名:「課題A3B4 10/6時点での一覧」または「10/20時点での一覧」の課題B4OK欄に○が入力されている人は課題B5に進んでください。
課題B5.設問案〜課題B4の内容に準拠して、質問する設問とその設問の担当者を決定する。この課題からグループごとの共同作業が始まる。
ただし、グループの最低人数は1人とする。課題B5から課題B6への「進行」は科目担当者の判断とする。
- 具体的な設問(明確になるならば質問文、回答選択肢はまだ不要)案を提出すること。この案でグループ分けや担当する設問の重複などを調整する。
- 件名は個人作業の場合は氏名、共同作業の場合はグループ名とする。
課題B6.調査票の作成〜グループ(または必要に応じてグループ内部で設問を分担するチーム分けをして、チーム)ごとに分担した調査票の設問を作成する。(返信用封筒・あいさつ文を含めて25g以内にする目標。)
- 課題B6の納品版(:調査票の編集・印刷工程へ納品する課題B6の採点対象となる版)は、例年、何回も添削を受けて調査票として使用できるレベルに到達するため、第1回目の提出締切は11/24(勤労感謝の日であるが通常授業)の予定である。
- 調査票は12/15に完成させる。
- 提出場所:パブリックフォルダの課題B6またはその下の各サブフォルダ
- 書式:WORD文書を添付ファイルで提出。
- WORD文書の書式は、(完成版の調査票はB5版とするがコンピュータ教室での印刷を考慮して)A4版横書き、40字×40行、既定値フォントはMS明朝10.5ポイント、数字はMSゴチックとし、必要に応じて、パブリックフォルダの課題B6 にアップロードしてある調査票罫線雛形.xls(※このファイルは頻繁に更新する)を使用すること。
- レイアウトの詳細については、『社会経済調査の基礎』5−7 レイアウトを参照のこと。
- 添付ファイル名は
- 個人作業の場合は、半角の学科記号学籍番号_提出回数.doc(例えば、経済ネットワーキング学科で学籍番号が071234で2回目の提出の場合はT071234_2.doc)
- グループ作業の場合は、グループ名_提出回数.doc(例えば、グループ名が「バリアフリー」で3回目の提出とすれば、バリアフリー_3.doc)。
- グループ作業の場合は、添付ファイル中に作業を担当した人の名前を書くこと。1つのファイル全体がグループの共同作業の場合には、添付ファイルの最初に共同作業を分担した人の氏名を、1つのファイル内の各設問ごとで作業を分担した場合には、各設問の質問文の末尾にその設問の作業を分担した人の氏名を明記すること。
必須ではない課題ウ.調査票の編集
必須ではない課題エ.調査票の印刷
課題A7.調査の実施〜調査票の発送 「フィールド・スタディ」とは異なり合宿を伴う実査は実施しないが、宿泊を伴わない合宿に相当する課題として課題A7を課する。2009年1月11日(日)に渋谷校舎において実施した。
課題8.データ入力とエディティング
- K-SMAPYの教材、または、パブリックフォルダの\課題8 のinput2009.xls(データ入力用フォーム)と入力仕様書2009.docとをダウンロードして入力作業を開始する。
- input2009.xlsを自分のホーム・ディレクトリィに、半角で自分の学籍番号.xlsというファイル名で保存する。
- 提出はK-SMAPYのリポートのデータ入力(作業を再開後、再提出する場合は、提出した課題を削除後、再提出する)、または、パブリックフォルダの\課題8
- 自由回答は全文入力する。(したがって、調査票を作成する時点で自由回答を最小限にすること。)
課題9.集計と分析:
- データ入力が終了後、単純集計、多重回答、クロス集計とχ二乗値検定、平均値の差、相関分析の順で実施する予定
必須ではない課題オ.詳細分析(作図表を含む。なお、作図表の詳細については、小木曽道夫著(2006)『SPSSによるやさしいアンケート分析』オーム社、ISBN4-274-06652-5 C3041 定価(本体2400円【税別】)参照)
必須ではない課題カ.フィードバック用資料とする要旨版の作成
課題10.フィードバック用資料とする要旨版の送付:調査票に単純集計の%および分母となる集計値を入力した要旨版を作成し、有効回答企業のうち調査票末尾に貴社の名称・所在地(と回答してくださった方の部署、役職、御名前)をご記入くださった方に計63社に送付した。うち電子メールアドレスが記入してあり当該のアドレスで送信エラーとならなかった44社には電子メールにより、のこりの19社(×@80円=\1,520円)には郵送により送付した。電子メール場合では添付ファイルとして、郵送によるフィードバックともにMicrosoft Word 2003版を送付した。
課題11.レポート〜調査報告書の原稿となるレポートの執筆:
- 締切りは2009/7/23(木)23:59
- 執筆分担は(原則として)自分または自分たちが担当した設問についての集計・分析を担当する。共同執筆も可。
※章構成・執筆分担(案)はK-SMAPYの教材に content.html というファイル名でアップロードする。
- 提出先は
パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査実習\レポート((※K-SMAPYのリポートは1人1ファイルしか提出できないため)※なお、\レポート\作業用 を、執筆分担調整や共同執筆作業中原稿の一時保管場所などの作業用に利用することができる。)から、
(htmlファイルをパブリックフォルダに提出すると文字化け(ex.:漢字など2バイト文字が16進数コードで表示される、文字コード指定はshift_jisなのにus-asciiに化ける、元のリンク先ファイル名がUrlBlockedError.aspxに化ける、元のリンク先フレームが_blankに化けるなど)するため、htmlファイルの提出先は、K-SMAPYのリポートのfile1およびfile2に変更する。
- 提出するレポートの書式はなるべくHTML書式とする。なお、HTMLファイルの「雛形」に準拠すること。
※「雛形」はK-SMAPYの教材に report.html というファイル名でアップロードする予定。
- Web版の報告書は、上側に本文、下側に図表・調査票を表示するフレーム構造をとるため、本文と図表とは別ファイルで提出する。ただし、単純集計、規模・産業・創業年別クロス集計は作表する必要がない。
- 本文の添付ファイル名は、
- 単独執筆の場合はアルファベット小文字の姓とする(ex.:小木曽道夫ならばogiso.html)。ただし、同姓の人がいる場合にはアルファベット小文字の名とする(ex.:asumi.html,masami.html)
- 共同執筆の場合は"q"+"設問番号"(+"連番")とする。(ex.:問8ならばq8.html)
- 提出するレポートの本文には、図表を参照するリンクを張ることが望ましい。
- (必須ではない課題オ.詳細分析の結果の)表の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式とする。なお、課題エについてはExcelブックなど冗長なSPANエレメントが付加されてしまうことが予測される書式で提出した場合には(少し)減点する。表の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の3番目の表ファイルならばogiso3.html)。
- (必須ではない課題オ.詳細分析の結果の)グラフなどの図の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式+gifまたはjpg書式とする。図の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の4番目の図ファイルならばogiso4.htmlおよびogiso4.gif)。なお、グラフの作成方法については授業時に指示する。
必須ではない課題キ.調査報告書の編集
Copyright 2009, Michio Ogiso
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