乃木神社・乃木宝物殿
設立:1983(昭和58)年11月1日
建築面積:54㎡(鉄筋コンクリート造屋根銅板葺)
収蔵点数:約200点
開館日:12月29日~1月3日を除く毎日
開館時間:9:00~16:00
入館料:無料
その他:館内野外写真撮影可
設立経緯
大正2年に乃木将軍夫妻を祀り国民崇敬の祠とすることを目的として、東京市長阪谷芳郎男爵を会長として中央乃木会を設立し、乃木神社の設立を申請し許可を受け、乃木邸の隣地(木戸侯爵邸の一部 及び一部民有地)を購入し、鎮座の地(現在地)とする。御鎮座60年祭にあたる昭和58年宝物殿が竣工される。現在は学芸員資格を持たない神職が兼務して管理(保存・展示等)を行っている。
所蔵品と展示の概要
明治天皇に殉死した乃木将軍夫妻の遺品等が展示されている。夫妻の遺品等(展示資料)を展示することにより、その事跡や人柄を通じて、現代では希薄な「誠」の精神を伝えることが目的とされている。主な資料は「御祭神(乃木将軍)遺言條々」「御殉死の刀」「御愛用の単眼鏡」「遺墨」「御夫人(乃木将軍夫人)御愛用の品々」等である。展示室は常設のみで、不定期ではあるが展示替えを行っている。資料の貸し出しも行っており、資料管理は帳簿からデータベースへ切り替えている最中で、管理体制の強化を図っている。
また、乃木神社の境内地が乃木将軍夫妻の居住地であったため、当時の住居であった母屋と厩を「旧乃木邸」として野外展示している(港区指定文化財:昭和62年)。
刊行物
特になし(神社パンフレットへの合同記載有り)
その他
所蔵資料については専用ではないものの、保存施設を持っている
アクセス
住所:〒107-0052 港区赤坂8-11-27
電話番号:03-3478-3001
URL:http://www.nogijinja.or.jp/