師岡熊野神社・熊野郷土博物館
設立:1950(昭和25)年9月
建築面積:約40㎡(木造建築・地上2階建て)
収蔵点数:約2000点
開館日:事前予約制
(8月24日例祭時は無料開館)
開館時間:——
入館料:大人200円、中学生以下100円
その他:館内撮影可
設立経緯
当社背後の権現山に縄文時代前期の師岡貝塚があるなど、周辺の多数の有形・無形文化財や郷土史に深い関心を寄せた前宮司の石川武靖氏が、郷土の文化財の保存・公開を目的に設立。郷土資料の展示を主目的とした神社博物館としては国内最古級である。1985(昭和60)年11月に、現宮司石川正人氏が現在の独立した博物館専用の建物を新築。現在、神職が運営を兼務している。
所蔵品と展示の概要
社宝では熊野山略縁起の版木・光孝天皇綸旨箱・雨乞龍頭・刀剣などがある。考古資料では横浜市歴史博物館の企画展にも出展された横浜市鶴見区駒岡堂ノ前古墳出土の古墳時代の形象埴輪類・港北区師岡町出土の中世の常滑壺など、古文書では中世の熊野山略縁起・北条早雲寄進状写、民俗資料では筒粥神事(市指定無形民俗文化財)に用いる筒などが代表的である。特に堂ノ前古墳出土の翳形・靫形・大刀などの形象埴輪類は、横浜市域を代表する資料として著名である。
刊行物
リーフレット「熊野郷土博物館御案内」
アクセス
住所:〒222-0002 横浜市港北区師岡町1137
電話番号:045-531-0150
URL:http://www.kumanojinja.or.jp/