静岡県護国神社・遺品館しずおかけんごこくじんじゃ・いひんかん

設立: 1978(昭和53)年9月23日
建築面積:約250㎡
収蔵点数:約4000点
開館日:原則無休
開館時間:9:00~16:30
入館料:無料

設立経緯

 遺品館設立以前にも、旧歩兵第三十四聯隊兵舎集会所を「護国記念館」として境内に移転・整備し、記念室・参考室を設けて展示活動力を注いできた。
 遺品館は、この「護国記念館」の記念室・参考室・文庫を承ける形として、太平洋戦争の終戦30年を記念して、祭神である県内の戦没者76,000柱の貴重な遺品を保存し、「殉国の誠を永く後世に伝えてこの豊かな平和が永遠に続くこと」に思いを込めて、昭和53年9月遺族会、各戦友会、関係諸団体等の協力により建設された。現在は、神職が運営を兼務している。

所蔵品と展示の概要

 神社社務所の2階の大部分を展示スペースとして利用しており、展示品は護国神社の祭神にまつわる戦時資料や戦没者の遺品が大部分を占める。
 主な展示物としては、九一式戦闘機のプロペラ、九二式重機関銃(レイテ島遺品)、ソ連製回転式軽機関銃、ソ連製水冷式重機関銃、重機関銃弾薬きょう(九二式曳光実包)、「震洋」の模型、週番士官用たすき、火炎放射器などがある。その他、展示はしていないが出征時に伝家の刀で設えた軍刀拵の銘品などを収蔵している。

刊行物

 リーフレット

アクセス

 住所:〒420-0821 静岡市葵区柚木366
 電話番号:054-261-0435
 URL:http://www.shizuokagokoku.jp/


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