東口本宮冨士浅間神社・御鎮座千二百年記念資料館
設立:2005(平成17)年8月30日
建築面積:345㎡(鉄筋木造二階建)
収蔵点数:約10000点
開館日:不定休(電話にて要確認)
開館時間:——
入館料:一般200円・団体150円(20名以上)
その他:写真撮影可
設立経緯
開設の趣旨は大同2(807)年の創建より、御鎮座千二百年の慶節を記念し、記念事業の柱である新社務所建設に合わせて資料館(宝物館)を併設。社宝・富士講等の資料を収集、保存、展示することにより、広く当社を訪れる人々に富士信仰を教宣し、一層御神威昂揚を図ることにある。また、教育普及として資料館に訪れるさまざまな対象者に対して、具体的な資料に触れさせ、さらに二階ロビーの展示研修室、資料等の閲覧を通じて、生涯学習や総合学習に対応する場を提供している。
所蔵品と展示の概要
既存の古文書類とともに散逸が憂慮される富士信仰関連の資料を収集し、適切な保存環境の下で保存管理が実施されている。壁面展示ケース、独立展示ケースおよび展示台合わせて十台を設置し、壁面空間も写真資料・解説パネル等に活用している。また、実物資料を中心として模型、ジオラマ等を取り入れている。神社にとって神域全体が一つの有効なる教化手段と考え、その導入またはまとめとして特色ある展示方法を実践している。展示室Ⅰは、富士講の信仰文化をテーマとし、祭壇・御三幅・御身拔など富士講の特色ある資料が展示されている。展示室Ⅱは当社に残る歴史の軌跡をテーマとして大同2年の創建より伝えられた社宝、古文書類を展示している。
刊行物
神社報:第1号~第31号(平成14年4月1日~平成22年3月20日)
アクセス
住所:〒410-1431駿東郡小山町須走126番地
電話番号:0550-75-2038
URL:——