三嶋大社・宝物館みしまたいしゃ・ほうもつかん

設立:1930(昭和5)年3月15日
建築面積:886.7㎡
収蔵点数:約1800点
開館日:原則無休(但し、展示替による不定期休館あり)
開館時間:9:00~16:30
入館料:一般500円・高校大学生400円・小中学生300円
その他:博物館相当施設
関連博物館: 三島郷土資料館

設立経緯

 三嶋大社の創建の時期は不明であるが、三嶋大明神と称し、富士火山帯の根元の神、伊豆の国魂の神、国土開発の神として古来より崇められてきた。中世以降は武士の崇敬が極めて高く、治承4年、源頼朝が神助を得て、山本判官平兼隆を討ち旗挙げに成功して以来、武門武将の尊崇はさらに篤く、三嶋大社の社宝となるものを多く奉納した。
 昭和5年に旧宝物館が完成、のち老朽化を受け全面改修を行い、現在の館は平成10年4月1日に開館した。神社宝物、矢田部家関係資料、その他郷土資料の恒久的保存と、展示公開を行うことを目的としている。

所蔵品と展示の概要

 展示室は2階部分にあり、特集展示スペース、国宝梅蒔絵手箱復元模造展示スペース、神社通史展示スペースに区分けされ三嶋大社の歴史と史料を伝える。また、国宝『一遍上人絵伝』「伊豆国三嶋社参詣」を細部まで復元した300分の1のジオラマ模型は、境内概観を知る上でも大変貴重な資料である。展示室入口前のスペースに置かれる特別展示ケースでは、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて調進された神宝を紹介するほか、タッチパネルによる情報検索コーナーを設置、休憩用の椅子も置かれ神鹿園を一望できる。

刊行物

 『図録 三嶋大社宝物館』、展覧会図録

アクセス

 住所:〒411-0035 三島市大宮町2-1-5
 電話番号:055-975-0566
 URL:http://www.mishimataisha.or.jp/


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