平泉寺白山神社・宝物館へいせんじはくさんじんじゃ・ほうもつかん

設立:1958(昭和33)年4月
建築面積:――(鉄筋建築1階)
収蔵点数:——
開館日:見学希望時に随時開館
開館時間:——
入館料:無料

設立経緯

 平泉寺白山神社は養老元年泰澄によってひらかれたとされる。「神仏判然令」布告以前の平泉寺白山神社は、霊応山平泉寺と呼ばれ、比叡山延暦寺の影響下にあり、且つ越前における白山信仰の拠点として、神仏習合による霊場として栄え、一帯に宿坊や僧兵を数多く抱える巨大な宗教組織を展開していたことが知られている。
 宝物館は上記の歴史的背景のもと展開されていった白山信仰に基づく平泉寺白山神社の歴史的資料を後世まで伝えると共に、氏子崇敬者の知識の涵養と神道教化に基づく社会事業の一環として大正15年、開山堂を移転した場所に木造2階建の宝物館が設立される。その後、昭和33年に現在の場所に宝物館が建設された。なお、学芸員は無く、神職が運営担当されている。

所蔵品と展示の概要

 近代以前は仏教の影響が強く展示物にも神社の歴史的性格が喚起されるものとなっている。所蔵品は、白山天嶺并当寺絵図(元禄時代写し)・聖徳太子絵伝(慶長7年(1602))・朝倉義景安堵状文書(永禄5年(1562))・豊臣秀吉公禁制文書(天正10年(1582))・松平秀康公寄進状文書(慶長6年(1601))・刀剣類など、平泉寺白山神社の歴史に関連する資料や、「後水尾天皇書画」など貴重な歴史資料が数多くあり、展示公開されている。

刊行物

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アクセス

 住所:〒911-0822 勝山市平泉寺56-63
 電話番号:0779-88-1591
 URL:——


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