油日神社・甲賀歴史民俗資料館あぶらひじんじゃ・こうかれきしみんぞくしりょうかん

設立:1980(昭和55)年
建築面積:約50㎡(鉄筋建築・平屋建て)
収蔵点数:約5000点
開館日: 要予約
開館時間:——
入館料:大人200円・大学生以下100円
関連博物館:くすりの学習館

設立経緯

 油日神社境内にあった神木の杉の木三本を危険木として伐採し、売却した際に得た代金の使用用途として所蔵資料の保存庫建設案が浮上した。境内地内に保存庫を建設することは前宮司の念願でもあり、昭和55年に甲賀町・滋賀県・国の国庫補助金等の助成を受けて開館に至った。
 資料館の運営管理は、自治体ではなく神社の宮司が兼任して行っている。

所蔵品と展示の概要

 甲賀の地ゆかりの甲賀武士(忍者)に関する貴重な資料とともに、神社が継承する古来の祭りの祭具などが収められている。
 油日の地名と祭神の油日神の名は国内では他に見当たらず、当地においてのみ信仰を集めてきた土地神と思われる。しかし、その歴史は非常に古く、平安時代の国史「三代実録」に油日神の名を見ることができる。同地は古来より干ばつに悩まされ、雨乞いやそれに対する返礼の祭りが盛んであったが、雨乞いの踊り「油日の太鼓踊り」は昭和48年に国選択無形文化財に指定され、その祭装束を館内で見ることができる。

アクセス

 住所:〒520-3413甲賀市甲賀町油日1042
 電話番号:0748-88-2106
 URL:——


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