玉造稲荷神社・難波玉造資料館たまつくりいなりじんじゃ・なにわたまつくりしりょうかん

設立:1986(昭和61)年
建築面積:約40㎡(鉄筋建築・地上1階建て)
収蔵点数:——
開館日: 事前予約制(1週間前)
開館時間:——
入館料:大人100円

設立経緯

 大和王権に関わる玉作部の居住地が4世紀~5世紀頃に当社周辺にあったことにちなむ古代の玉製作を主題にした全国的にも稀な資料館である。社伝による創祀2000年を記念して、和洋女子大学名誉教授の寺村光晴氏の指導と全国各地の崇敬者の協力を基に、1986(昭和61)年に古墳時代の家形埴輪を模した外観建築の難波玉造資料館が設立された。現在、神職が運営を兼務している。

所蔵品と展示の概要

 神社に伝わる曲玉などの古代の玉製品をはじめ、曲玉・管玉・臼玉などの歴史や製作工程を概観し、さらに全国各地の原石を展示し、古代韓国の曲玉使用例などを比較紹介している。あわせて、境内地から出土した渡来銭や土器なども展示している。
 ちなみに、古代の玉製作を主題とする博物館は、ほかに島根県松江市立出雲玉作資料館と松江市玉作湯神社出雲玉作跡出土品収蔵庫が存在する程度である。

刊行物

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アクセス

 住所:〒540-0004 大阪市中央区玉造2丁目3番8号
 電話番号:06-6941-3821
 URL:http://www.inari.or.jp/


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