吉水神社・書院
設立:1875(明治8)年3月
建築面積:——
収蔵点数:約130点
開館日: 原則無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:一般400円・中高生300円・小学生200円
その他:写真撮影可
設立経緯
吉水神社は南朝の元宮で後醍醐天皇の御座所、源義経潜居の地、豊臣秀吉の豪華な吉野の花見の本陣であったという歴史を持つ。それゆえ三者所縁の資料を多数所蔵し、重要文化財である書院内でこれらの資料の展示を行っている。吉野の起源は飛鳥期にも遡る長い歴史をもつが、吉水神社書院では、当社が吉野地域の歴史だけでなく、日本全体の歴史にとっても重要な地であるということが具体的に体感できる。
所蔵品と展示の概要
所蔵している重要文化財には、伝源義経所用「色々威腹巻」(鎌倉時代)や「後醍醐天皇宸翰消息」がある。また、後醍醐天皇玉座と源義経潜居の間をもち、その一画を展示施設としても使用している書院自体も、重要文化財である。他にも義経・弁慶所用と伝えられている武具や、後醍醐天皇と合祀されている楠正成に関連する資料や豊臣秀吉寄贈の資料も多数展示されている。入口には吉水神社の歴史を語る音声解説が流れ、文字解説に加えて入館者の理解をたすける工夫が行われている。
刊行物
——
アクセス
住所:〒639-3115 吉野郡吉野町吉野山579
電話番号:0746-32-3024
URL:http://www.yoshimizu-shrine.com/