祐徳稲荷神社・祐徳博物館
設立:1955(昭和30)年2月
建築面積:633㎡(鉄筋建築・平屋建て)
収蔵点数:約2500点
開館日: 原則無休
開館時間:9:30~16:30
入館料:大人300円・大高生200円・小中学生100円
その他:登録博物館・(財)日本博物館協会加盟
設立経緯
昭和30年2月に、社会教育ならびに学校教育の向上に貢献することを目的に、祐徳神社所蔵の宝物や佐賀県下出土考古資料などの郷土資料を展示する祐徳博物館を設立。昭和32年3月の佐賀産業観光博覧会の施設として建築された美術館を神社が引き継ぎ、さらに博物館の内容を充実させた。
所蔵品と展示の概要
祐徳稲荷神社の宝物と郷土資料のほかに、鹿島藩鍋島家ゆかりの品(祐徳院殿遺物・歴代藩主の鎧)も多く、9代藩主鍋島直彜夫人が考案した、和紙に金銀箔を織り込んだ鹿島錦(佐賀錦)の小物や図案集等が特徴的である。県指定文化財:太刀(「備州長船康光」銘)、鹿島鍋島家史料、考古資料:約2,000点、刀剣類:25点、工芸品:180点(鹿島錦関係25、能面35、板木・木造肖像120)、陶磁器:50点、絵画(書画含む):150点、旧藩時代の什器その他(鎧14含む):30点、祐徳院殿遺品(調度品ほか):40点、その他(古鏡など):50点が、主要な所蔵資料である。また、武雄周辺の陶芸家の作品を集めた『武雄陶芸展』も毎年開催している。
刊行物
『鹿島藩日記』(1~5巻)
アクセス
住所:〒849-1321 鹿島市古枝乙1689 祐徳稲荷神社外苑
電話番号:0954-62-2151
URL:http://www.yutokusan.jp/