宇佐神宮・宝物館
設立:1985(昭和60)年10月6日
建築面積:2,323.5㎡
(鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋建)
収蔵点数:約100点
開館日: 火曜日以外
開館時間:9:00~16:00
入館料:大人300円・中高生200円・小学生100円
設立経緯
宇佐神宮は、全国4万余社ある八幡宮の総本宮であり、応神天皇の神徳を八幡神として称える八幡信仰は仏教文化と神道とが融合して形成されたと考えられ宇佐神宮の神事・祭会・建造物・宝物等にその具現化した姿を現している。宇佐神宮宝物館は、第253回の勅使奉幣大祭を斎行するにあたり、記念事業として1985(昭和60)年10月6日に設立された。現在、神職が運営を兼務している。
所蔵品と展示の概要
代表的所蔵資料として、石清水八幡宮別当法印権大僧都祐清奉納「孔雀文馨」(承元3年(1209)国宝)、朝鮮鐘「銅鐘」(延喜4年(904)国指定重要文化財)、「木造神像」(平安時代、国指定重要文化財)、「宇佐神宮造営図」(鎌倉・室町時代、国指定重要文化財)、宇佐宮神領を書き上げた注文「宇佐神宮神領大鏡」(鎌倉時代前期、国指定重要文化財)、壊良親王奉納「白鞘入剣」(正平13年(1358)国指定重要文化財)、「神息」(鎌倉時代、国指定重要美術品)、「八幡宇佐宮御託宣集」(応永26年(1419)大分県指定有形文化財)、「神輿」(応永27年(1420)大分県指定有形文化財)、「宇佐宮古図」(室町時代、大分県指定有形文化財)があり、宇佐神宮関係の国指定文化財、県指定文化財等数百点の文化財を収蔵し、展示公開している。
なお、宇佐神宮の祈梼殿地下には、「宇佐神宮絵画館」があり、宇佐神宮の歴史や弓削道鏡事件を描いた絵画が30点程展示されている。
刊行物
リーフレット「宝物館説明書」
アクセス
住所:〒872-0102宇佐市南宇佐2859
電話番号:0978-37-0001
URL:http://www.usajinguu.com/