大韓民国釜山広域市立博物館大学院生海外博物館インターンシップ中間訪問
出張期間:2010(平成22)年8月16日~8月19日(3泊4日)
出張者:上山和雄(文学研究科教授、本プログラム取組実施副代表)
用務先:大韓民国釜山広域市
用務地:釜山近代歴史館・臨時首都記念館
8月16日から19日にかけて、既に7月28日から開始されている釜山広域市立博物館でのインターンシップ実施状況の確認のため、大韓民国釜山広域市へ出張した。
到着後、インターン大学院生と周辺調査先である東亜大学校の博物館を見学し、韓国における大学博物館の在り方を確認。建物自体が文化財登録されており、展示に関しても新しい方法が取られ、常駐するボランティアスタッフより日本語の解説を受けた。その後、釜山広域市立博物館の分館である臨時首都記念館の外観と周辺を見学(月曜日休館)した。
2日目(8月17日)は早朝より学生の周辺調査先である慶州に同行した。慶州では世界文化遺産に登録されている仏国寺と国立慶州博物館、大陵苑を見学。該当学生がどのように周辺調査を実施しているかを確認し指導を実施した。
3日目(8月18日)は、10:00に学生のインターンシップ先である釜山近代歴史館に同行し、分館長である羅館長に御挨拶をした。その後、学生の近代歴史館でのインターンシップ(博物館教育プログラム参加)を確認した。午後に本館へ移動し、14時より楊館長、白学芸室長を初めとする担当者6名に挨拶を行う。「非常にまじめに勤務しており、私たちも良い経験になっている」とのお言葉を頂戴する。その後、本館内及びUN記念公園をご案内頂いた。
最終日(8月19日)も10:00に学生のインターンシップ先に同行し、分館である臨時首都記念館へ行く。白室長と、分館長である李館長に御挨拶を行った後、臨時首都記念館をご案内頂く。また、学生の本日の勤務状況も確認し、所期の日程を終えた。
中間訪問の様子