大韓民国釜山広域市立博物館インターンシップ実施報告
博物館学コース博士課程後期1年 眞田芳彰
実施内容:
大学院GPの博物館学専門・特殊実習の一環である海外インターンシップを7月31日から8月29日にかけて大韓民国釜山広域市博物館を実施先として行いました。
釜山広域市博物館は、1つの本館と4つの分館(東三洞貝塚展示館、福泉博物館、近代歴史館、臨時首都記念館)の計5館で構成されている市立博物館です。
インターンシップの内容は、その5館で日常行われている作業体験と、夏期休暇用教育プログラムの見学と体験を主とするものでした。本館では、「発泡スチロール製の石塔作り」、「吉祥描写の扇作り」、「韓国式茶道を学ぶ」等の教育プログラムの体験が出来ました。分館では、観光者用WEBサイトに紹介されている資料の確認作業(東三洞貝塚展示館)。日本語版パンフレットの校正(福泉博物館・臨時首都記念館)。日本語パネルの解説、日本語による映像資料のナレーション原稿の各校正(近代歴史館)を行い、日本人来館者の理解につながる具体的作業を通して、当該博物館が推進する「交流と理解」に関わる業務を体験することが出来ました。