大学院GP『高度博物館学教育プログラム』事業終了のご挨拶
謹啓
桜花の候 皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、平成21年度に文部科学省「組織的な大学院教育改革推進プログラム(大学院GP)」に採択されました、國學院大學大学院「高度博物館学教育プログラム ―体系的な知識と技能を備えた博物館学研究者と上級学芸員の養成― 」の期限付き事業が、平成24年3月末をもって、区切りを迎えました。ほどなく文部科学省に提出する最終報告書を以って、大学院GPとしてのすべての事業は終了いたします。
この2年半の間、多くの方々に多大なるご支援・ご協力を賜り、『神社博物館事典(中間報告)』の刊行や「国内・海外インターンシップ」を始めとして、様々な成果をあげることができました。また、大学院生の入学者数も増加しており、本プログラムの目標であった「大学教育に携わることができる博物館学研究者」、ならびに「高度な技術を有する学芸員の養成」につきましても、成果が上がってきております。平成24年度以降は、これらの成果を踏まえて本学大学院博物館学専攻コースをより一層充実させて参ります。
末筆ながら今後とも本学の博物館学教育研究に関しまして、格別のご高配を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
敬具
平成24年3月吉日
國學院大學大学院文学研究科 教授
「高度博物館学教育プログラム」取組実施担当代表
青木 豊