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 経済学部の専門教育科目は、入学直後の1年前期の学部共通科目から始まります。学部共通科目のうち、「日本の経済」、「基礎演習」、「コンピュータと情報A」の3科目は必修科目で、これらの科目は1年後期以降の専門科目の基礎となる重要な科目です。  皆さんは、入学すると、まず 日本と世界の経済が今どうなっているのかを学びながら、日本経済が直面している諸問題、世界経済の中で日本経済の置かれている位置を知ることになります。  また、それと並行して、経済学の学習に欠かせない基本的なツール(道具)を学びます。経済学部が重視しているコンピュータを初めとした情報機器の操作もそのツールのひとつです。


 1年後期から各学科の専門科目を履修していくうえでの基礎となる学科基礎科目が始まります。学科基礎科目は(学部共通科目である「世界の経済」を含む科目の中から)2科目4単位以上を履修しなければなりません。


 2年間在学し、共通科目の必修外国語(英語)4単位、学部共通必修科目(3科目6単位)を含んで32単位以上を修得することが条件です。


 各学科とも複数のコースが置かれていますが、このコース選択は3年の4月に行います。(科目によっては2年次配当のものもありますが)おもに3・4年から履修し始めるのが専門応用科目です。専門応用科目の中には、コース別選択必修科目といって、自分が選択したコースに配置されたコース別選択必修科目を、4科目8単位以上履修し、単位を取得しなければなりません。これも卒業の要件であることに注意しましょう。
 なお、自分が入学した学科以外の開講科目でも専門関連科目または専門関連共通領域科目として履修することができます。
 また、「専門資格取得指導」はファイナンシャルプランナー、証券アナリストおよび消費生活アドバイザーなどの資格を取得しようとする学生のための、資格の取得をサポートする科目です。

 経済学部では、入学直後の1年前期に開講される学部共通の必修科目「基礎演習」、3・4年向けに開講される「演習T」・「演習U」という演習形式の少人数教育の場が用意されています。

 大講義形式の授業であきたらない人は、この少人数教育の場とそのメニューを利用してそれぞれの関心あるテーマを発見し、さらに掘り下げて行くことができます。少人数のメンバーがテキストや関連文献・資料を読んだり、足を使って調査に出かけ、調べてきたことを発表し、教員や他のメンバーと討論します。ゼミとしての共同論文や卒業論文に相当するレポートを課しているところもあります。つまり、学生も教員も時間割を超えて手間暇をタップリかけています。それだけに成果も大きいものがあります。とくに3年から始まる専門演習は面接で選択の動機が問われますから、しっかり準備してぜひチャレンジして欲しいと思います。

 演習に参加する人は、自分から進んで課題を見つけ、その課題に果敢にチャレンジする意欲と姿勢が必要です。教員や他の学生の言うことを一方的に聞くだけで終わってしまったら、せっかくの少人数教育の場をうまく利用したとは言えないでしょう。教員や他のゼミの仲間との討論を通じて自分の意見を発表したり、他のゼミ生の多様な見方・考え方を聞く中で学ぶ貴重な体験は、面接などの就職活動のさいにも、卒業後の様々な活動場面でも大きな力となるでしょう。

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