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  林 和生 教授  (HAYASHI  Kazuo)

  文学修士
  京都大学文学部史学科卒業(1976.3)
京都大学大学院文学研究科修士課程修了(1979.3)

専門分野 歴史地理学,地域研究(中国)
研究テーマ 近世中国の地方都市と商品流通システムの空間構造、現代中国の小城鎮の生活空間について
授業担当科目 史学入門、史学基礎演習B、史学展開演習、史学応用演習、歴史地理学各論U、人文地理学各論T、地誌学T、歴史地理調査法、史学情報処理T,比較地誌学研究1特殊研究(大学院)
主要著書・論文 「登封市の鉱工業の発展と郷鎮企業−鉱山地域の郷鎮企業の存在形態−」(『河南省登封市の市場経済化と地域変容』、京都大学大学院文学研究科、1999年)
「経済改革下における広西チワン族自治区の墟市」(『農村空間の研究 下』、大明堂、2003年)
「経済改革下の郷鎮企業の発展方向」(『内陸中国の変貌 改革開放下の河南省鄭州市域』、ナカニシヤ出版、2003年)
「『西部大開発』で変貌する内陸中国」(『地理教育のグランドビジョンを考える』、日本地理学会地理教育専門委員会、2004年)
「福井県の性格」「福井(坂井)平野とその周辺」(『日本の地誌7 中部圏』、朝倉書店、2007年)
「中国近世における水陸交通の展開」(『アジアの歴史地理1 領域と移動』、朝倉書店、2007年)

ゼミについて
 歴史地理学は地理学の方法論を用いて、古文書のみならず古地図や絵図・絵画資料・地形図・空中写真・地籍図および発掘資料などを駆使して、人々の生活の舞台である地表上で展開したさまざまな現象や歴史的景観の特性を研究する分野です。
 ゼミでは歴史地理学のさまざまな分野を概観し、主に文献研究によってそれぞれの分野の研究史と研究成果、現在の研究の到達点、今後の研究課題などを確認していきます。受講生が数多くの研究論文や著書に接し、これらを精読することを眼目にしています。論文や著書に対して、学生はとかく難しいものと構えがちですが、慣れてくれば、あるいは多数の論文を比較しながら読めるようになると、批判的に読むことができるようになります。歴史地理だけの問題ではありませんが、基礎演習、展開演習、応用演習、および卒論作成の目標として、論文を批判的に読む力を養い、問題点とその解決方法を見出していく、という手続きをしっかり身につけることにおいています。もちろん、歴史地理学的な研究を実践するための様々な技術的な方法も指導します。受講生はこうした研究を通して歴史地理学の研究方法への理解を深めてもらい、各自の卒業研究へと発展させていく問題意識を育てることを目標にしています。また、休日などを利用して現地調査実習やエクスカーションを随時実施して、フィールドワークの方法の実地指導を行いたいと考えています。

受験生や学生に一言
 
歴史を研究(再構成)することは、各自の歴史観にもとづいて限られた史料や資料を用いて過去のストーリーを描くことです。豊かで客観的な歴史観を養うためには過去だけでなく、激動する現代社会に対しても関心を持ち続けることが必要です。ゲームやコミックのかわりに新聞や本を読み、バラエティー番組やドラマのかわりにニュースやドキュメンタリー番組を観る習慣をつけましょう。