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根岸 茂夫
教授 (NEGISHI Shigeo) |
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博士(歴史学) |
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國學院大學文学部史学科卒業(1974.3)
國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了(1976.3)
國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得(1979.3) |
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専門分野 |
日本近世史 |
研究テーマ |
政治史、武家社会、識字能力と文書、農村史、神社史 |
授業担当科目 |
史学入門、史学基礎演習A、史学展開演習、史学応用演習、史学特殊講義、日本近世史研究1、特殊研究1(大学院) |
主要著書・論文 |
『新編古文書解読字典』(共編、柏書房、1993)
『近世社会と知行制』(共著、思文閣出版、1999)
『近世武家社会の形成と構造』(吉川弘文館、2000)
『金沢城下町−社寺信仰と都市のにぎわい−』(共編、北国新聞社、2004)
「寛文三年徳川家綱の日光社参行列と政治的意義」(『国史学』195、2008年
平成15年度科学研究費補助金基盤研究(B)「近世国学の展開と荷田春満の史料的研究」
研究代表者 |
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ゼミについて
ゼミでは、くずし字で書かれた近世史料の原点を使用し、学生諸君が交替でリポートを発表する方法で進めています。現在、
享保期の江戸町奉行関係史料をテキストとし、江戸の発展や民衆の生活、幕府内部におけるさまざまな対応、近世社会の展開のなかに位置づけながら一緒に考えています。また、史料の作成・書写・伝来の過程など史料の性格についても考察します。史料の収集・分析を通じて
多様な史実を見いだし、それを基礎に歴史を考えていくという方法論を身につけ、歴史に対する豊かな知識や創造力、歴史的かつ論理な思考力を持ってほしいと思っており、そのために基本文献や研究動向などを理解できるよう配慮しています。
卒業論文では、近世初頭から幕末まで、政治・社会・風俗・生活など、幅広い分野を見ています。指導会や春夏の合宿などを通じて、学生諸君は各自の研究を発表しながら討論を重ね、互いによりよい論文
を作成しようと協力し合ってがんばっています。
なお希望者には、各地の史料調査に参加して現物の史料に触れる機会を作っています。 |
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受験生・学生に一言
史学科の授業は、歴史学の研究を通して、専門書の読み方、史料や文献の探し方、発表や討論の重ね方などの方法論を学び、証拠をもとに考察を深めるという学問的態度を身につけるというものです。そこから新たな発見や歴史の楽しさを見いだせると思いますし、このような作業や考え方は社会に出てさまざまな仕事についたときにも十分役立つことでしょう。史学科の教員は、学生諸君が以上のように学んでいくことに、応援を惜しみません。 |