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国史学会
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  谷口 康浩 准教授 (TANIGUCHI Yasuhiro)  

  歴史学博士
  國學院大學文学部史学科卒業 (1983.3)
國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻 博士課程前期修了(1985.3)
國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻 博士課程後期中退 (1987.3)

専門分野 日本先史考古学
研究テーマ 縄文時代史・社会考古学・社会進化論・儀礼祭祀研究
授業担当科目 史学基礎演習B・史学展開演習 (考古学)・史学応用演習(考古学)演習・考古学調査法・考古学概論TU、先史考古学特論、先史考古学特論A,B(大学院)
主要著書・論文

『環状集落と縄文社会構造』(単著、2005年 、学生社)
『縄文時代の考古学』全12巻(共編著 2007年より刊行中、同成社)
「石棒の象徴的意味―縄文時代の親族社会と祖先祭祀」
(『國學院大學考古学資料館紀要』21
、2005年)
「縄文時代中期における拠点集落の分布と領域モデル」(考古学研究494、2003)
「環状集落形成論―縄文時代中期集落の分析を中心として」(『古代文化』50-4、1998年)


ゼミについて
 
日本考古学の研究は、資料の記述を中心としていた段階をようやく脱して、総合的な説明の段階に入った、と意識されるようになりました。そして、定説と思われていたような歴史的説明や時代区分を見直す動きが各分野で起こっている現状です。考古学が取り扱う資料は非常にさまざまなものを含んでおり、勢い研究は著しい専門化・細分化の傾向に陥りましたが、これからの考古学に求められるのは、幅広く多様な資料・研究成果を総合し、それを体系的な歴史の説明に組み立てることなのです。このことを初学者の皆さんに最初から要求するのは酷かも知れませんが、私は、学生諸君が最初からあまりにも狭く専門分野を限定してほしくありません。できるだけ幅広く優れた論文を読み、考古学の目標・資料分析・論理的説明がいかにあるべきかをよく学んでもらい、歴史を考える見方(史観)を涵養してほしいと思います。私の授業は、このような考え方に沿って進めたいと思っています。

受験生や学生に一言
 考古学には発掘現場がつきものです。発掘現場とその後の整理分析は、根気の要るたいへんつらい作業になるのが常です。しかし、寝食を共にしながら一つの遺跡に向き合い、議論し、報告書作成までの一連の仕事を貫徹していく中で、同学の志をもつ者たちが培う連帯感や仲間意識は、かけがえのないものです。そうして形成した人間関係は卒業してからも続いていくでしょう。経験者の一人として、それも考古学の愉しさの一部だと実感しています。本学の考古学コースには、そのような経験を可能にする環境が用意されていますので、ぜひ積極的にその輪に飛び込んでみてください。そして簡単にくじけず、面白さが分かるまでじっくりと取り組んでみてください。
 最近、唯一残念に思っているのは、コミュニケーションや対話を拒むタイプの学生が一部にいて、授業での発表をすっぽかしたままリタイアしてしまうという、以前にはなかった事態に遭遇したことです。せっかくの勉学のチャンスを自ら捨て去るようなもったいないことはやめてほしいと願っています。