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1−3 集計・分析方針

小木曽 道夫

 集計の方針は、まずオーソドックスに単純集計、および、規模、業種、業績という基本属性別のクロス集計を行うことにした。なお、なお、従業員数または業種が無回答であり、かつ、社名を記入していた企業については『会社四季報・CD-ROM版』に準拠して補足した結果、規模と業種は全ケースが有効回答となった。

 企業の規模は約4分の1ずつになるように、従業員数が250人未満(54社、24.5%)250人〜499人(63社、28.6%)500〜999人(48社、21.8%)1000人以上(55社、25.5%)の4カテゴリーに分類した。

業種は建設業26社、11.8%)、繊維製品、パルプ・紙、ガラス・土石製品、化学、医薬品、石油・石炭・ゴム製品、鉄鋼・非鉄金属、金属製品をまとめた素材(41社、18.6%)、機械、電気機械、精密機械、輸送用機械をまとめた電機・機械(48社、21.8%)、卸売業、小売業、飲食業種まとめた卸・小売・飲食(36社、16.4%)、金融保険業、不動産業、金融・保険業、運輸・倉庫・電気・ガス・水道、放送・新聞・出版・広告、その他情報サービス業、その他サービス業をまとめたサービス(40社、18.2%)、その他製造業をその他(29社、13.2%)と6カテゴリーに分類した(表1−3)

業績はもとの回答選択肢のまま「おおいに好調である」(3社、216社を分母として1.4%)、「好調である」40社、18.5%)、「良くも悪くも無い」49社、22.7%)、「あまり好調ではない」93社、43.1%)、「好調ではない」31社、14.4%)とし、業績を軸にクロス集計を行う場合には無回答を除く216社を対象とした。

クロス集計の表は説明変数を表頭に配置し、列%、すなわち各列の%を縦に合計するとその合計が100%となるレイアウトとした。また、原則として表側の被説明変数は、非該当は集計から除去し無回答は集計に含めて計算した。

Copyright 2000,Michio Ogiso

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