4−1−2 業績別の新規学卒採用者の学歴別の特徴
野本 牧子
(1)大学院卒
全体的に採用予定なしの企業(34.7%)か、スペシャリスト(30.6%)ととらえる企業に別れる(表4−1−2)。ゼネラリスト(4.6%)ととらえる企業は特に少ない(表4−1−2)。
ゼネラリストととらえる企業は好調ではない傾向がある。。
(2)大学文系
ほとんどの企業がゼネラリスト(64.8%)とらえている。業績との関連はない。
(3)大学理系
ほとんどの企業がスペシャリスト(63.9%)ととらえている。
好調である企業では「採用なし(0.0%・、2.5%)」が低く、理系の人材を高く評価する企業には業績が好調な傾向がある。
(4)短大卒
全体的にゼネラリスト(37.5%)か採用なし(31.5%)ととらえる企業に別れる。プロフェッショナリスト(5.6%)ととらえる企業は好調でない傾向がある。
(5)専門学校卒
スペシャリスト(43.1%)が高く、次いで採用なし(27.8%)。好調な企業ほど採用なしの傾向がある。好調でない企業ほどプロフェッショナリスト(7.4%)ととらえる傾向がある。
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