|【調査票へ】 【目次へ】

1-1-3.学歴別の採用の増減傾向の業種別集計結果

 

 業種別に見ると(表1-1-3)、つぎのような結果が得られた。

【大学院文系修了について】
 大学院の文系修了については業種にあまり関係なくどの企業も変わらない、採用したことがないとの回答が多かった。

【大学院理系修了について】
 「採用したことがない」という回答は製造では17.5%と少なく(=つまり製造は採用したことがある企業が多く)、卸・小売・飲食では60.0%と多く、サービスでも43.6%と過半数に近かった。

【大卒文系について】
 大卒文系については、業種による大きな相違は認められなかった。ただし卸・小売・飲食では「増加している」という回答が35.0%と多かった。

【大卒理系について】
 大卒理系については、業種による大きな相違は認められなかったが、「変わらない」という回答は製造で60.0%と多く、「増加している」という回答は卸・小売・飲食で35.0%と多かった。

【短大卒について】
 短大卒については、業種による大きな相違は認められられず、どの業種でも「減少している」という回答が過半数を占めていた。

【専門学校卒について】
 専門学校卒については、業種による大きな相違は認められなかったが、「採用したことがない」という回答は卸・小売・飲食では0.0%であったが、製造では12.5%、サービスでは17.9%であった。

【高卒について】
 高卒校卒については、「増加している」という回答は、卸・小売・飲食では10.0%と多く、「変わらない」および「減少している」という回答は製造では42.5%および52.5%と多く、「採用したことがない」という回答は卸・小売・飲食で20.0%、サービスで25.6%と多かった。、

【目次へ】 【つぎへ】