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0.調査の方法(データの収集)

(科目担当者) 小木曽 道夫

0-1.実査の方法と調査対象

 『渋谷、横浜、通学方法、プロ野球、アディダス、電子書籍、携帯アプリ、コーヒーと紅茶と国内旅行についての調査』(以下、「本調査」と称す)は、国学院大学経済学部の2018年度 月曜日4時限開講の「アンケート調査」のために実施した。本調査の対象は、2018年度後期 月曜日5時限開講の「アンケート調査入門」の2018年10月1日時点での登録者332人である。K-SMAPYU(Kokugakuin university Supporting system for Making Academic Plans and Yearly schedule U)のアンケート機能を利用した「インターネット集合調査」により、2018年10月1日(月)13:00から10月8日(月)13:00の期間で登録者332人を対象とした調査を実施し、230人から有効回答を得て、有効回答率は69.3%であった。なお、以下の%の分母となる集計値は230人である。

0-2.集計・分析方針

 調査票に挿入した【単純集計】の集計値は230人であり、実質的な非該当の選択肢も集計に含めた。「基礎クロス集計」では、IBM SPSS Statistics(以下、「SPSS」と略す) Version 24 Base SystemのCROSSTABSを利用するよりもレイアウトがきれいであるという理由からSPSS Version 21のCTABLESを使用した。学生の集計・統計分析実習では、開講教室である国学院大学のC(コンピュータ)5教室のパソコンにインストールしてあるIBM SPSS Statistics 24を使用した。

0-3.回答者の属性とクロス集計の軸

 性別設問59で「最後に、あなたの性別について伺います。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「男性」が67.0%(154人)、「女性」が33.0%(76人)であった。

 課外活動は設問55で「あなたは国学院大学の課外活動団体に所属していますか。複数の課外活動団体に所属している場合には、もっとも力を入れているものを1つだけ選んでください」と質問した結果、「体育会連合会加盟部会」が17.4%(40人)、「その他の体育系部会」が13.5%(31人)、「文化団体連合会加盟部会」が7.8%(18人)、「その他の学術・文化系部会」が4.3%(10人)、「所属していない」が57.0%(131人)であった。

 出身地は設問56で「あなたが高校を卒業したときの住所はどこでしたか。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、回答が多かった順に、「6_東京」が25.2%(58人)、「4_埼玉」が17.8%(41人)、「7_神奈川」が17.4%(40人)「5_千葉」が10.9%(25人)、「3_群馬・栃木・茨城」が9.6%(22人)、「8_中部」が6.5%(15人)、「2_東北」が3.9%(9人)、「1_北海道」が2.6%(6人)、「9_近畿」が2.2%(5人)、「12_九州 」が1.7%(4人)、「10_中国」が0.9%(2人)、「11_四国」と「13_沖縄」と「14_外国」がともにが0.4%(1人)であった。

 居住形態は設問57で「あなたはどこから通学していますか」と質問した結果、「自宅から」が73.0%(168人)、「自宅以外から(下宿や寮など保護者とは別居)」が27.0%(62人)であった。

 学生生活の充実は設問58で「あなたの学生生活は充実していると思いますか。ひとつだけ選んでください」と質問した結果、「1_充実している」が27.4%(63人)、「2_まあまあ充実している」が42.2%(97人)、「3_普通である」が20.4%(47人)、「4_あまり充実していない」が4.3%(10人)、「5_充実していない」が5.7%(13人)であった。

0-4.性別の回答者の属性

 性別の課外活動団体については(表0-1)、「1_体育会連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、男性が19.5%と女性の13.2%よりも多かった。「2_その他の体育系部会」に所属していると回答した人は、男性(13.6%)と女性(13.2%)が同じぐらいであった。「3_文化団体連合会加盟部会」に所属していると回答した人は、女性が11.8%と男性の5.8%よりも多かった。「4_その他の学術文化系部会」に所属していると回答した人は、女性が6.6%と男性の3.2%よりも多かった。「5_所属していない」と回答した人は、男性(57.8%)と女性(55.3%)が同じぐらいであった。性別の課外活動団体に関するカイ2乗検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。
 性別の出身地は(表0-2)、「6_東京」は女性が34.2%と男性の20.8%よりも多く、「8_中部」は男性が9.1%と女性の1.3%よりも多く、5%水準で有意差が認められた。しかし、他の出身地はあまり男女差がなく、性別のカイ2乗検定の結果、5%水準で有意差が認められなかった。
 性別の居住形態は(表0-3)、男性は「1_自宅」が66.2%で、「2_自宅外」が33.8%であり、女性は「1_自宅」が86.8%、「2_自宅外」は13.2%であり、女性の方が自宅が多く、カイ2乗検定の結果は1%水準で有意差が認められた。

Copyright 2019, Ogiso Michio, 国学院大学経済学部 2018年度「アンケート調査」『渋谷、横浜、通学方法、プロ野球、アディダス、電子書籍、携帯アプリ、コーヒーと紅茶と国内旅行についての調査』2019年3月17日 公表

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