表<縦書き> しもつけかんのん像 英霊よ安らかに 左<縦書き> 祈 われわれはこのしもつけかんのん像に郷土 部隊の英霊が安らかに眠らんことと日本国 青年が平和の礎となられんことを祈念する 一九七三年十月二十六日 日本青年遺骨収集団栃木県支部 パラオ諸島戦没者遺骨収集慰霊碑建立会 しもつけかんのん像寄贈者 栃木県知事 横川信夫 右<縦書き> 第二次世界大戦に於て崇高なる使命観のもとに 祖国の安泰と民族の幸せを祈りつつこの地に 散華された後藤丑雄少佐以下千弐百余名の 英霊を慰める為に栃木県民挙げての協力と島の暖かい心に 支えられて茲に慰霊塔を建立する 昭和四十八年十月二十六日 旧歩兵第五十九聯隊 宝木会 旧東部三十六部隊 パラオ諸島戦没者遺骨収集慰霊塔建立会 裏 慰霊塔移転記念 栃木県パラオ連合会 平成三年四月吉日
|