碑文
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表<縦書き> パラオ諸島ニ於ケル (旧)日本陸海軍戦没者鎮魂ノ碑
裏<縦書き> 記 第十四師団は太平洋戦線の戦局打開のため北満州よりパラオに転進、パラオ諸島守備の任につき、<改行>所在陸海軍部隊あわせて米軍と激しい攻防戦の中、終戦となり、この攻防戦で壱萬六千三百五十四名の<改行>戦没者を出した。<改行>尚、浦賀に帰還した復員兵は陛下のお出迎えを受け、陛下より師団に次のようなお言葉を賜った。
「陛下のお言葉」 「パラオ集団ハ寔ニ善ク統率力徹底シテ 立派ニ戦闘シ復員モ善ク出来テ満足ニ思ウ」 時は流れて平成の御代、今の平和の礎となられた<改行>多くの英霊の御霊を慰めんとこの鎮魂碑を建立する 一九九六年十月吉日建之 発起人代表 圷隆志
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