◆石碑1:正面上部 サイパン島戦没者慰霊碑 ◆石碑1:正面下部 <縦書き> 慰霊の辞 大東亜戦争の戦雲急を告ぐる昭和 十九年四月、祖国の興亡を担い急 遽南海の島サイパンに赴く。 南 洋諸島の争奪攻防彼我の死闘は激 越を極め、我方遂に玉砕す。 然るに我等奇しくも命永らえて故 国に帰還し、時を経ること三十有 余年、一日として亡き戦友のこと を忘れることなし、いつかは再び 訪れ、恩怨を超えて日米両軍 戦歿者の慰霊塔を建立したいと の宿願なりしが〓〓〓〓〓の大 いなる協力のもと 今ここに実る。 サイパン島全戦歿者の御霊よ 安らかに眠られ世界恒久の平和 を護られんことを。 昭和五十三年三月十五日 サイパン島生還海軍 飯塚真一郎 ◆石碑1:裏面 恩霊島建立 群馬県渋川市川島 飯塚真一郎 神奈川県小田原市下掘 真壁孝一 群馬県堺町 村田博 碑寄贈者 茨城県真壁町東山田 山中二男 建設奉仕者 群馬県渋川市祖母島 福島友衛 常夏の島に草むす散りし戦友 飯塚真一郎 ◆石碑2 <英文略 破損> ◆台座 <縦書き> 碑文 塔を慰霊碑に訂正 碑 同志自力建立 協力 マリップマーセンター
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