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調査の方法(データの収集)

「アンケート調査実習A・B」担当教員 小木曽 道夫

【実査の方法と有効回答】

 調査対象は作為抽出法によって選択し、178名から有効回答が得られた。作為抽出法とは「調査に協力していただけそうな人に調査を依頼する」方法による調査対象の選択方法であり、「調査対象の母集団」は特定できず有効回答率は算出不可能である。

【回答者の属性】

 年齢構成は、20歳以下が60.7%で、21歳以上が38.2%であった。

 性別は、男性が53.4%(95人)で、女性が45.5%(81人)であり、ほぼ半々であった。

 性別の年齢の平均値は(表0-1)、男性が20.62歳で、女性が20.42歳であり、ほぼ同じであった。

 課外活動団体への所属については、「あなたは課外活動団体に所属していますか」と質問したところ、「所属していない」が52.2%と過半数を占め、「体育系の団体」が39.3%、「文化系の団体」が6.7%であった。
 性別の課外活動団体への所属は(表0-2)、「所属していない」は女性の63.0%の方が男性の44.2%よりも多く、「体育系の団体」(男性:46.3%>女性:32.1%)、「文化系の団体」(男性:7.4%>女性:4.9%)ともに男性の方が多く、本調査の回答者においては、男性の方が課外活動団体に所属している人が多かった。

【集計・分析方針】

 「基礎クロス集計」では、1.Tablesオプションを利用した方がCROSSTABSを利用するよりもレイアウトがきれいである、2. Excellの「Webファイルとして保存」を利用してhtmlファイルを作成した場合するとNetscape Communicatorでは罫線を読みとれない、という理由からSPSS for Windows 11.0J. Tablesオプションを使用した。「基礎クロス集計」の軸として性別(男性が53.4%(95人)、女性が45.5%(81人)、なお、性別の無回答(1.1%、2人)は性別のクロス集計の「全体」に含めたため、178人となる)を用いた。

Copyright 2006, Michio Ogiso

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