問5は「貴社はどのような方法でマーケティング・リサーチを実施していますか。あてはまるものすべてに○をつけてください」と質問した。
【単純集計】の結果は、郵送調査は19.6%、貴社HP上でのアンケートが15.2%、訪問面接調査が35.9%、RDD法など電話調査が2.2%、街頭調査が6.5%、その他が31.5%となり、その他を除くと、訪問面接調査を行っているところが一番多かった。
規模別に見ると(表5-1)、郵送調査を使用している企業は、企業規模が100人未満は12.0%、100〜299人は33.3%、300人以上は13.0%で、規模が100〜299人の企業が一番多く郵送調査を利用していることがわかった。 次にHP上でのアンケートは、企業規模が100人未満は8.0%、100〜299人は14.3%、300人以上は21.7%と、企業規模が300人以上の企業はHP上でのアンケートを使用している割合が大きく、逆に企業規模が100人未満のところはあまり使用していないことがわかる。 訪問面接調査は、企業規模が100人未満は44.0%、100〜299人は42.9%、300人以上は30.4%と、訪問調査をおこなっている企業は規模にかかわらず多かったが、企業規模が大きくなるほど使用する割合は小さくなっていた。 電話調査は、企業規模が100人未満は0.0%、100〜299人は9.5%、300人以上は0.0%と、使用していない企業が多く、唯一使用している100〜299人規模の企業も、割合は小さかった。 街頭調査は、企業規模が100人未満は0.0%、100〜299人は9.5%、300人以上は8.7%と、使用していない企業もあり、使用していても割合が小さかった。 その他は、100人未満は44.0%、100〜299人は14.3%、300人以上は30.4%となった。
業種別に見ると(表5-2)、郵送調査は、建設業が15.4%、製造業が23.3%、卸・小売業が13.3%、サービス業が21.2%と、製造業、次いでサービス業が、郵送調査を使用している割合が大きかった。 HP上でのアンケートは、建設業が7.7%、製造業が16.7%、卸・小売業が13.3%、サービス業が18.2%と、サービス業が一番多く使用していた。 訪問面接調査は、建設業が38.5%、製造業は36.7%、卸・小売業は26.7%、サービス業は39.4%となり、業種にかかわらず、訪問面接調査を行っている割合が大きいことがわかった。 電話調査は、建設業が0.0%、製造業が0.0%、卸・小売業が6.7%、サービス業が3.0%と、使用していない業種もあり、使用していても、割合は小さかった。 街頭調査は、建設業が0.0%、製造業が0.0%、卸・小売業が33.3%、サービス業が3.0%と、卸・小売業が、街頭調査を使用している割合が大きかった。 その他は、建設業が15.4%、製造業が30.0%、卸・小売業が33.3%、サービス業が36.4%となった。