慰霊と追悼

「慰霊と追悼」に関する研究資料

研究資料

 本コンテンツは、陸軍部隊や官公庁等が編集・発行した、地方における招魂・慰霊祭に関する写真帖や絵葉書のうち、当センターが所蔵する下記のものについてデジタル化のうえ、公開するものです。

『第12師団戦死者招魂祭』大正7年 (絵葉書)
『忠魂』(歩兵第30聯隊留守隊)昭和7年 (写真帳)
『慰霊祭写真帖』(北海道庁)昭和13年(写真帳)
『北部軍合同慰霊祭記念写真帖』北部軍合同慰霊祭委員、昭和18年(写真帳)
「福島県東部第24部隊関係合同慰霊祭資料」福島県写真師商業組合、昭和18年(写真・ 文書)
『門司地方国鉄職員戦没者合同慰霊祭写真帳』門司鉄道管理局、昭和28年(写真帳)

 これらは刊行後60年以上を経ていることから、図書としての著作権は既に消滅していると考えられます。
 これらの写真は、おもに外地のの戦場で戦死し、あるいは日本国内の空襲等で殉職した国鉄職員に対する慰霊祭の様子が記録されています。ことに、軍関係のものについては、シベリア出兵や日中戦争、さらに大東亜戦争におけるアッツ島の玉砕戦において戦死した陸軍将兵の、遺骨に対する慰霊祭を記録したものであります。これらの記録からは、戦地における戦死者への慰霊祭、そして戦地から国内に還送された遺骨を迎え、各地で営まれた慰霊祭の状況を詳しく知ることができます。ことに、昭和18年のアッツ島玉砕後に北部軍が行った慰霊祭を記録した『北部軍合同慰霊祭記念写真帖』は、「軍神部隊」とされた玉砕部隊の慰霊祭の記録として貴重であるとともに、遺族に対する遺骨箱(遺骨は入っていない)の「交付」や、札幌市を舞台として繰り広げられた慰安会などの状況を伺うことができ、すぐれて資料性が高いものといえます。
 以上の理由に基づき、当センターでは、これらの写真帖の全ページをデジタル化したうえで、広く社会に公開することとしました。その目的は、あくまで地方や戦地における戦死者祭祀や、靖国神社・英霊に対する信仰についての研究資料を社会に提供するためであり、営利を目的としたものではないことをお断り申し上げます。
 なお、もし本コンテンツの公開につきまして、著作権等の見地からご意見等がございましたら、ご一報ください。

資料一覧

大正7年「第12師団戦死者招魂祭資料」

戦没者写真帳 昭和7年『忠魂』

昭和13年『慰霊祭写真帖』

昭和18年『北部軍合同慰霊祭記念写真帖』

昭和18年「福島県東部第24部隊関係合同慰霊祭資料」

昭和28年『門司地方国鉄職員戦没者合同慰霊祭写真帳』



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